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ホタル通信 No.167

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.117 予言の書
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

実際は作文ではなく、卒園する時に先生から頂いたメッセージカードです。卒園というくらいですから、メッセージカードの舞台は幼稚園になります。

実家から届いた荷物には間違いないのですが、先日・・・のような最近ではなく、かなり前に届けられていました。それをタンスの中を整理した時に見つけたことがきっかけです。
また、直筆で「将来こうなりたい!」と書いていたのではなくて先生が「○○になりたいのね!」と書いてくれていました。
そこには他にも、自分の手形や友達の名前、その友達と一緒に写した写真が貼られていました。

ちょっとしたタイムカプセル的な懐かしさがこみ上げてきたので逃さず、それを小説にしてみました。
いつもの通り、オチは考えず話を進めてみました。今でもキーボードを打つ手が軽やかだったことを覚えています。内容がシンプルなせいもあるからだと思います。
結果的には、世の中に存在しそうな話に仕上がっていますが一応、オリジナル作品です

作文に書いてあったことが現実にも起きている。単なる偶然でもあり、潜在意識がそうさせたかもしれない・・・これは小説にも書いた通りです。あまり、SFっぽい展開を期待させないために、生意気にも読者に釘をさしています。
書いてあることが現実になっている反面、書いてないことへの不安が起承転結で言う“転”の部分で、“結”はなんとか幸せになれたみたいですね。

最後に「○○になりたいのね!」の○○には、えかきさん(絵描きさん)が入ります。つまり、画家です
手前味噌ながら、確かに絵が好きで、そこそこの賞を取ったこともありました。
時は流れ残念ながら、えかきさんにはなっていませんが、絵筆を違う筆に持ち替え、こうして小説を描いているのも全く無関係とは思えません。

 

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