ホタル通信 No.148
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.61 彼が居ない季節
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性
話のきっかけは何かあったはずなのですが・・・実話度がゼロだけにインパクトがなく、はっきりとは思い出せません
前述通り、記憶は確かではないのですが「多分、こうだろう」を前提に話を進めて行きますね。
この話のキーワードは彼氏が居る、居ないではなく、単純に“夏”です。小説の作り方に多少作者のクセがあり「楽しい」なら「悲しい」、「明るい」なら「暗い」など、状況に対して逆のシチュエーションを用いることが多々あります。
それでこの小説には、“夏”に対して、その逆として“彼氏が居ない”というシチュエーションを設定しました。
・・・とは言うものの、初期の作品でもあり、ちょっと残念な仕上がりです
実話度ゼロの場合、“何か狙っているもの”がありますので今回も何かを狙っていたんでしょうね・・・はっきりとは覚えていませんが。
全体的にコミカルな展開にしているのは、面白おかしくすることが目的ではなく、友人同士のワイワイガヤガヤの雰囲気を出したかったからです。それこそ、いつもの日常を切り取ってみたようなものです
前半が何となく、詩人っぽい作りになっていることを考えると多分、前半メインで話ができたと思います。
何度かお話している通り、ラストやオチに相当する部分は後で考える・・・というより、成り行きに任せています。
もともと、日常を切り取った話ばかりですから、都合よくオチがあることが逆に珍しいくらいです。ですが、そうでもしなければ、やはり話としては締まりませんから、あえて締めるように心掛けています。
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