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[No.413-1]初恋の基準

No.413-1

登場人物
=牽引役(女性)=相手(女性)
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初恋の記憶なんて、本来曖昧なはずだ。
そもそも、何を持って初恋なのか・・・。
その基準が曖昧だからだ。

「ほら、“初恋はいつ?”って聞かれたら・・・」

意外にみんなスラスラ答える。
保育園とか小学生とか・・・はたまた高校生とか。

「それだけみんな印象に残ってるからじゃない?」
「そうなのかなぁ~?」

幼稚園の時、確かに好きな男の子は居た。

「好きだからと言って、初恋と呼べるのかしら?」

さすがに幼稚園では、相手を“男”とは見ていない。
逆に、自分が“女”であると自覚もしていない。

「いわゆる“異性”として・・・ということね」

だからと言って、それを感じた時が初恋でもないだろう

「じゃあ・・・やきもちとか?」
「ほら、別の女子が仲良くしてたら、嫉妬しちゃうとか」

確かに、それはあるかもしれない。
独占欲と言うか、他の女子と仲良くしているのを見ると・・・。

「ちなみに私の初恋は、小学3年生だよ」
「ん?この前の合コンじゃ、中学生って言ってなかった!?」
「そう・・・だっけ?」

初恋の基準はやはり曖昧だ。

(No.413-2へ続く)

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