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[No.402-1]前方後円墳

No.402-1

登場人物
=牽引役(女性)=相手(女性)
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「“前方後円墳”に想い出がある人って居るの!?」

友人がそう言うのも無理はない。
デートコースの定番では到底ないのだから。

「観光で?」
「ううん、場所ではなくて・・・」

言うなれば、この言葉自体に想い出がある。

「私の中では、ちょっと悲しいエピソードかな?」
「是非、聞かせて欲しいわね」

当時の顔ぶれから、多分、小学5年生か6年生の時だと思う。
社会のテストで、これが出題された。

「写真付きで“この古墳の形状は?”的な問題だったと思う」

とにかく“前方後円墳”が答えとなる問題だった。
でも、私は別の答えを書いた。

「それに対して、私は何て答えたと思う?」
「無難な線で、後方前円墳とか?」

なにが無難なのか不明だが、そんな高度な間違いではない。

「見たまんまで答えたの」
「見たまんま?」

当時は結構自信をもってその答えを書いた。

(No.402-2へ続く)

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