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ホタル通信 No.142

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.175 ポストの前で
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度の通り、ほぼ100%創作なのですが、なぜこのような話が生まれたのか、不思議に思うことがあります。

ほぼ100%とは言え、何らかのきっかけがなければ、話が生まれないのも当ブログの特徴です
決して「このような話を作ろう」から生まれるのではなく、例え、ごく小さな出来事であったとしても、現実に経験したものからしか創作はしません。
今回はそれが郵便ポストであり、ポストに手紙を入れる小学生でした。

冒頭に記載しましたが、今回のポストがなぜこのような話に展開したか、自分で言うのも何ですが不思議です。
現実にありそうな話でもあり、なさそうな話でもあり・・・ただ話としては“でき過ぎ”感は否めません。都合良く手紙の相手が、それも早期に判明したりしていますからね。
超短編なので多少、時間を飛び越して、話を展開させてはいるものの、ちょっと狙い過ぎです

なぜこのような話にしたのか、不思議だとは思いながらも意図したものが無かったというわけではありません。
シチュエーション的に小学生、それも低学年の女の子がポストに手紙を入れようとしている。もちろん、両親に頼まれたのかもしれませんが、その時はそうは考えませんでした。
そこに根拠はありませんが、とにかくその時は友人に宛てた手紙である・・・私にはそう見えたのです。

内容はほぼ創作ですから、読んで頂いた通りの内容です。
ただ、ラストがイマイチで、何とも締りがない終わり方になっています
言うなれば、謎めいた話でもあるため、その謎を解き明かすようにラストへ向かいますから、こんな感じになってしまった・・・と、振り返ればそう思っています。
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