ホタル通信 No.139
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.134 ハイブリッドな・・・
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
この話も最近、私が頻繁に使っている“商業的な小説”の部類に入るのかもしれません。
実話度は前半が概ね事実であり、後半は全て創作です。ただ、前半は実際のエピソードではなく、当時の心境を具現化させたものです。
さて、No.134ともなると、もはや初期の作品とは言えず初期に見られた作り込みの甘さはややましになっています。でもその一方で心境の“グロテスク度”もやや陰を潜めてしまい、物足りなさもあります。
つまり、この物足りなさが“商業的な小説”と私は自分の作品に対して、そう呼ぶことにしています
では内容に触れて行きますね。
前半を極端に言えば、目標を失い路頭に迷う私・・・そしてその私を動かしてくれる原動力を求め・・・が後半です。
読んで頂ければ分るように、前半はやや重く、後半は逆にかなり軽いノリです。
タイトルでもあり、オチに相当する部分にも“ハイブリッド”という言葉を使っていますが、これは話を書き進めている途中で思い付き、アイデアとして盛り込みました。
原動力、燃料とキーワードが繋がった後にハイブリットの考えが浮かび、燃料からは人の燃料である、食べ物へもキーワードが繋がりました。
手前味噌で恐縮ですが、この小説は文字にして読むよりも映像として小芝居を見た方が様になるのかもしれません。
作者が言うのも変ですが、何だか楽しそうです
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