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ホタル通信 No.136

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.84 シグナルの向こうへ
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

この小説はある意味、未来小説だと言えるかもしれません。

小説上では、軽い接触事故が起こっていますが、実際には事故は発生していません。毎日の通勤途上の中で「もしかしたらそうなるかも」と言う危険性を小説にしています。

何度かそんな目にあっていた所、ありがちな話ですが、このような話を思い付きました。
ありがちな話ゆえ、サクサクと書き上げることができました。
オチに相当するラストシーンまではいつも通り、何も考えずただひたすらキーボードを連打、連打・・・で、ラストはどうしたものかと考え始めたのが、後半の中盤あたりだったのですが、奇跡的にも前半冒頭の「信号が青になった・・・」の下りに救われることになりました。
青信号は進めではなく、進んで良いという意味に着目して「信号も恋も注意しながら進む」をオチに持ってきました。

商業的な小説・・・たまに私が口にする言葉です。
もともとラストにオチだとか気の利いたことを言うつもりはなく、ブログ小説を始めました。
今でもそうなんですが、自己満足できればそれはそれで良かったのですが、最後が締まらないと単に身勝手な小説になってしまうため、極力最後は締めています。

その締めがあまりにも上手く行き過ぎることがあり、それを自分の中では「商業的な小説」と呼んでいます。
小説としてはまぁ、そこそこな出来なんでしょうが、自分的にはあまり好きではありません。
今回の話もちょっと綺麗に終わり過ぎたかな?と思っていますが・・・まぁ、良しとしましょう

最後に、小説のタイトルはある歌のタイトルをそのまま使わせて頂きました。
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