ホタル通信 No.133
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.51 欠けたメロディ
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性
今、読み返すと「一体、何を言いたいのだろうか?」と自分
の作品ながら恥ずかしくなってきます
ブログを始めるきっかけは何度かホタル通信でも紹介して
いますが、一言で言えば“想い”という見えないものを小説
という文字にかえて形にしたかったからです。
この話もその典型的な例だと思います。実話度はゼロなん
ですが、当時の心境をしっかり物語っています。
では内容に触れて行きますね。
実話度ゼロですから、全編に亘って登場するオルゴール自
体には大きな意味はありません。別に必ずオルゴールであ
る必要もありません。創作しやすかったから・・・と、いうのが
本音です。
小説前半の「違和感」、そして後半の「不完全さ」。このふた
つがポイントになります。
当時の心境・・・と前述しましたが、正確に言うと「自分自身
の心境」と言うより、“ある人”を、このオルゴールに例えてい
ます。
つまり、ふたつのポイント「違和感と不完全さ」を持った人が
当時、私のそばに居た・・・ということになります。
「違和感と不完全さ」決して誉め言葉ではないでしょう。
でも、そんな人に出逢ってから、私の人生が大きくかわった
のも事実です。
普通という言葉が適切ではありませんが、普通に生活して
普通の人と出逢う。そして自分もその輪の中の一員である
と、どこかで安心感を持っていました。輪の外にも世界が広
がっていること・・・当時、意識することはありませんでした。
最後にこのオルゴールに例えられた人物は、もちろん実在
しています。性別は秘密ですが、当ブログに一番影響を与
えてくれた人なんですよ
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