ホタル通信 No.126
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.180 答えはひとつ
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
この小説は、冬のホタルの中でもかなり変わったタイプの話です。でも、表面的にはそれが余り感じられないかもしれません。
さて、何が変わっているかと申しますと・・・
前半冒頭、ネットで“ケース・バイ・ケース”と言う言葉を検索し、そこからとある小説へとリンクして行きます。
検索の結果、目的としていたものとは違うものに辿り着いてしまうことは、よくあることですよね?
ですから、これ自体は珍しくも変わってもいません。変わっているのはその辿り着いた先の“小説”にあります。
それでは、その小説が“かなり変わった話だった”ということになるのでしょうが、そういったこともありません。
実はその小説の作者は当ブログの作者である“ホタル”なんです。つまり“ケース・バイ・ケース”という言葉を検索した所、「No.151 ケース・バイ・ケース」に辿り着いてしまったわけです
つまり、実話度を考えないとすれば、本来小説は架空の話にも関わらず、実在する小説に辿り着いてしまう、それも自分が作った小説に・・・です。
話が少しややこしくなりますが、小説上の私(女性)はその辿り着いた小説は「誰かが作った単なる小説」にしか過ぎません
ところが、小説上の私は作者(ホタル)でもありますから、作者の目から見ると、自分の小説にリンクさせるという、何とも不思議な感覚です。
変わった話・・・の話だけで内容には触れていませんが、ひねった部分は少ないですから、有りのままを感じて頂ければと思います。
ケース・バイ・ケースを「最も最適と思われる答えが見つからない時の最も最適な答え」と定義付けしたのは、手前味噌ながらお気に入りです。
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