ホタル通信 No.122
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.57 ごめんYO
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
登場人物やシチュエーションは事実と異なりますが、主軸となるものはほぼ事実です。
いわゆる変換ミス・・・これがこの話を作るきっかけです。
変換ミスとは言え日本語変換のミスではなく、ローマ字入力をそのまま表示させたミスとでも言いましょうか・・・。
ただそれくらいなら、日常茶飯事なんですが、語尾が“YO”になったせいで、どうしても文章がラップ調にしか見えなくなりました。これが、どうにも可笑しくて・・・
この“YO”をどう生かして小説にしようか、考えていた時に、偶然にも小説と同じような出来事がありました。でも、社内ではありませんよ。
そこで、喧嘩した時の仲直りの道具として“YO”を使うことを思い付きました。ただ、仲直りの道具として使われたのはあくまでも小説の中だけであり、実際には使っていません。
喧嘩した時、謝りたいけど謝れない・・・そんな心境を、少し描いてみました
そんな時、まるで救いの神のごとく“YO”を飛び込ませてみました。勇二がそれを狙ってミスしたのかどうかは別にしても、結果的にこれが、仲直りのチャンスになります。まさしく救いの神!となったわけです。
でも、そんな感じじゃないでしょうか?喧嘩した時って。
意地を張っていることを見抜いて欲しい・・・だから後、ほんの少しだけ謝って欲しい・・・
そしたら、折れてあげられるのに・・・いつもその前に諦めてしまうんだから男性って!という具合に。
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