ホタル通信 No.121
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.85 聞き間違い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
今回の小説は、とある歌詞の一部を聞き間違えていたこと
から始まります。
その歌詞を普段、口ずさんだりすることも多かったのですが
どこか違和感を感じていました。
それでも明らかに変ではないために、そんなものだろうと考
えていました。ところが、改めて歌詞を調べて見ると・・・こん
な経験を小説にしてみました。
さて、話の構成としては割りと良い具合に仕上がっていると
思っています。ラストの展開は書き始めてすぐに思いつきま
したので、そうなるように中盤の会話を進めて行きました。
香苗の聞き間違えから始まり、僕が以前聞き間違えていた
という事実が発覚し話が終わります。
ところで、僕が何を聞き間違えて「香苗が僕のことを好きっ
て・・・」になったか分かりますか?
実はその答えは用意していません。具体的な答えを決めず
単に含みだけを持たせています。従って、読み手はもちろん
作者も読後に色々と考えることができる楽しみを持たせてい
ます。
最後に一番気になる小説の冒頭の歌詞
“美人”以外は実在の歌詞のはずなんですが・・・誰の何とい
う歌詞か忘れてしまいました。
ちょっと調べて見たのですが、ヒットしないようですし、もしか
したら、これ自体も創作している可能性も否定できません。
お恥ずかしい限りですが、随分前の作品のため、覚えていま
せん・・・すみません!
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