ホタル通信 No.116
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.106 イルミネーション
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
小説上の季節は冬、それもクリスマスシーズン・・・と、言った所でしょうか。
イルミネーションに関しては、一般住宅の飾り付けをきっかけにして、街角のイルミネーションに繋げました。
北海道に住んでいたこともあるので、全体的な雰囲気や設定は“ホワイトイルミネーション”をイメージしています。
この時点では言わば背景しかなく、登場人物や話の主軸となるものは何もありませんでした。
登場人物は適当に決めて、まずは書き始めました。これぞ、略して“冬ホタ流”です。
登場人物に話を進めてもらい、そこから何かを作者が感じ取るのがいつもの書き方です。時期が時期だけに独り身には辛い話になったのは自然な流れだったと思っています
ただ、話は進めやすかったのですがラストが決まらず、かなり悩んだ記憶があります。
特に後半に「どうして光に魅せられるのかな?」というセリフを持ってきたせいで、この答えが出ずに苦労しました。内容を変えてしまおうか・・・とも考えましたが、2人が会話していたらきっとこんな展開になっていたと考え、あえて大いに悩むことにしました。
・・・で、出てきた答えが・・・そうなんです、小説と同じで「ええぃ!こうなったら・・・」と、かなり強引にオチを付けてみました。
さて、そろそろ締めくくりましょう。
話の展開が暗くて、悲しいものであっても、決して悲しい終わりがないのも“冬ホタ流”です
こればブログのサブタイトルとして、今でも守り続けています。
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