ホタル通信 No.106
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.159 幸せを引寄せて
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
小説で繰り広げられる展開は、ほぼ創作です。前半の買い物や後半の桜見物に関しては実話度ゼロです。
この話は、それこそ日常生活の中で感じていたことを小説にしたようなものです。
かばんを持つ手は左手、傘を持つ手は右手です。尚、小説上は傘も左手で持つということにしています。
確かに、これだと矛盾しません。かばんを持っている時に雨が降ってきたら、右手で傘を持つことになります。ただ、かばんがなくても、傘を左手で持つことはありません。
「もしかして、持ち物によって、利き手が変わる?」そんなどうでも良い疑問から、この話は誕生しました。
・・・で、この話を具現化しようと思った時に、ほぼ今のアイデアと同じ展開を思い付きました
手は何かを持つためにあったり、人と人をつなぐためにあったり。
特に後者は物理的なものもあれば心の中のつながりを具体的に見える形として、表現することもあるでしょう。これらをひとつにまとめるような形で小説にしました。
ラストシーンが先に決まり、話をさかのぼるように前半を書き上げました。
主軸は事実であっても展開はほぼ創作であるために、悪い意味で商業的な仕上がりになっています。従って、話としては綺麗にまとまり過ぎている感は否めません
ただ、要所要所で現実のエキスを散りばめています。一例では桜の名所を訪れるシーンは実際に行ったことがある場所をイメージして書いていたんですよ。
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