ホタル通信 No.105
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.36 明日の笑顔
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
以前、ホタル通信で“変りダネ小説”を何度か紹介させて頂きましたが、それにも負けないくらいの変わった話です。
早い話・・・何が負けないかと言えば、この話、もはや小説ではありません。なぜなら、チャットのやり取りを小説風にしているのですから。
ただ、実話度はそんなに低くはありません。実際に小説に良く似たチャットが展開されたのです。
そのチャットの内容に、身の周りで実際に展開された話(以下現実)を加えて仕上げたのが今回の小説になります。
『ずっと辛い想いをしてきたのに、今も辛いことばかり』は現実に交わされた会話の一部です。
現実の話とチャットで全くの他人と交わした話が非常に似通っていたために、これらの話を混ぜてひとつの話として完成させました。ただ、後半は全て創作です。
後半は、まぁ、ありがちな展開であり、ラストもそんなに凝った作りではありません。
最後のあやのセリフ『伝わっていると思うよ。今日もありがとう』の“も”が、いわゆるこの話の答えになります。
以前チャットした“あや”とその後チャットをした“あや”が同一人物だということです。
最後にもう少し内容に触れておきますね。
あやとあやが同一人物・・・小説だから、そんな偶然を演出したわけではありません
『それと、メッセージ素敵ですね』というあやのセリフ・・・これを伏線にしました。彼女に伝えたかったメッセージ・・・彼女にしか伝わらないメッセージ・・・
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