ホタル通信 No.104
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.21 四分儀座流星群
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
現在のブログを立ち上げる前に、非常に短期間だけ公開したことがあるブログで、四分儀座流星群について触れたことがありました。
四分儀・・・声に出しても、漢字で書いてもそれにどんな意味があるのか、分かりませんでした
四分儀そのものをザックリ説明すれば、角度を測る装置です。
流星群は、Wikipediaにてご確認いただければ幸いです。
話の発端は、小説の通り、聞きなれない流星群であったことに加えて、調べてみると六分儀座、八分儀座があったことで話が膨らんで行ったことによるものです
まるでクイズの問題としても使えそうなネタですよね?別に笑える話ではないですが、妙に盛り上がったことを覚えています。
冒頭は、少しコミカルに入りました。
かなり初期の作品で、毎度の通り、お恥ずかしい出来栄えなのですが、当時の盛り上がった雰囲気をややオーバーに表現しています。
話の主軸や展開についてはほぼ実話で、楽しげな雰囲気が伝わるように創作を所々盛り込みました。
数ある短編小説の中でも、更に短編の小説として誕生しました。
当時は“実話”を生かすために、あえて創作要素を少なくしていたこともその理由です。
ただ、余りにも状況説明を省略し過ぎると、色々と不都合が出るため、その反省として現在のスタイルが定着しました。
・・・とは言うものの、万人受けすることが狙いでもなく、小説と呼べるほど、そんな質の高いモノを狙ってはいません。
あくまでも日常を小説風に切り取り、そこに何らかの想いを乗せることを大事にしています。
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