ホタル通信 No.096
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.162 ある場所の奇跡
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
たまに登場する“謎解き風”小説です・・・が、解けているようで解けていません。具体的な場所の記述がないからです。
前半の見ず知らずの人の携帯電話と後半の実際にその場所に行くという部分はどちらも創作です。
ただ、今回の舞台となっている“ある場所”は実在し、その場所を初めて見たのは高速道路からでした。この辺りの事実を鑑みて実話度40%にしています。
“ある場所”に対して、小説に書いた通りの印象を受けました。
SFっぽさ満載で、それこそファイナルファンタジーに出てきても全く違和感がないくらいです
実際に建物が存在しているはずなのにCGのように見え、綺麗というより、どことなく“錆付いた感”が、より一層SFっぽさを増しています。
これらはまさしく感動ものであり、その気持ちを小説にしてみたくなりました。小説の構想を練るまでもなく、ごく自然に“謎解き風”で書き進めました。
後半は多少強引に解決へ結びつけていますが、地元ならではの有名スポット・・・ということで片付けました。一応、伏線として前半に“映画・ゲーム・SF”というキーワードをあげて、後半ではそれを繋げることができる友人を登場させています。
さて、ここまで話して「ある場所がどこなのか?」言わないわけにはいきませんよね。場所は、堺泉北臨海工業地帯です。
ですが、私が見た風景は阪神高速4号線を北(大阪方面)へ向かって走っていた時です
助松JCTを超えると、まもなくして緩やかに左にカーブする場所があり、そこからこのような風景が見えます。
夜景ももちろん綺麗なのですが、明るい時に見る方が私は断然好きです。
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