ホタル通信 No.093
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.141 男女の友情
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
タイトルである“男女の友情”が表す通り、話の主軸はそこにあるのですが、本来書きたかった内容ではありません。
男女の関係は、単純なものから複雑なものまで、それこそ人の数だけ存在するのかもしれません。
それでも、大きく括れば、いくつかに分類されるのでしょうが、どこにも属さない微妙な関係も少なくはありません。
この話で書きたかったことは、実はそのどこにも属さない微妙な関係でした。
では・・・書けば良かったわけですが、どこにも属さない関係なだけに、超短編ではどうしても書くことができませんでした。
その代用として、この話を仕立てましたが、この話自体はそれほど創作でもなく、多少の事実に基づいています。
男女の友情
テーマとしては、散々語りつくされていると思います。それに身近にもそんな関係の人が居ることも少なくありません。
でも、友情の位置付けは男性、女性という立場では全くことなっており、女性から見えば成立しても男性からは見れば成立しない・・・と、小説では書かせて頂きました。
小説上の私(女性)はそれを知ったうえで「彼の勇気」を試しています。考えようによっては、チョット艶(なまめ)かしいシーンですよね。現実の私はそんなことできませんが(笑)
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