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ホタル通信 No.091

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.197 スケジュール帳 
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

交わされる会話については事実ではありませんが、話の主軸となるスケジュール帳にまつわる部分はほぼ事実です。

スケジュール帳は99%仕事用なのですが、残る1%が小説に書いた“青い文字”のプライベートな部分です。
それでも当初は書いていなかったのですが、備忘録的に一度書いた時、「この日に逢ってたんだ・・・」と、振り返ることができました。そうそう逢える人ではなかったので、それがいつの間にか、“記念日の記録”のようになって行きました。

今でも過去のスケジュール帳はリファイルして保存する習慣があります。ただ意外かもしれませんが、彼との想い出を残すためではなく、単純に自分の“軌跡”として残しています。
ですから、その習慣にたまたま、私的なスケジュールが書いてあり、それを懐かしんだ話です。

内容ですが、後半に掛けてちょっとしたクイズ形式で話が展開して行きます
手前味噌ですが、全くのノーアイデアで展開させた割にはそこそこのオチが付きました。ところでこの話、実は他の小説とリンクしています。キーワードはズバリ“京橋”です。

No.058 揺れるミニスカート」「No.108 約束の時間」の舞台がその駅であり、スケジュール帳に書かれているのも、この駅です。もちろん、それぞれの話の登場人物、設定はバラバラですが、全て関連があります。
このふたつの話は、ホタル通信でも紹介していますので、是非ご覧になってください。
ホタル通信→「ホタル通信 No.052」「ホタル通信 No.069
No091
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