ホタル通信 No.089
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.183 ベルサイユのばら
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
この小説はある“感想”がきっかけです。想い・・・というほど深いものではなく軽いタッチなので“感想”です。
タイトルでもある、ベルサイユのバラ(以下ベルバラ)
マンガ(アニメ)でも宝塚でも、どちらを思い浮かべて頂いても構いません。感想とは、これらベルバラに対するものです。
ベルバラは、色々な要素が詰まった作品だと感じています。
それに宝塚で演じられるように、男性よりも女性が好む内容が満載の作品でしょう。
登場人物は、美男美女。特に美男についてはイケメンブームの走りなのかもしれませんね。特にオスカルは美男美女、両方の要素を兼ね備えた究極の美の形なのかもしれません。
それにオスカルが女性とは言え、見た目では今で言うBL(ボーイズラブ)だとも言えなくもありません。
一方では宮中における妬みや陰謀・・・ドロドロした世界観は昼ドラに通じるものがあります
また、これとは対照的に宮中は、煌びやかで華やかな世界でもあり、舞踏会、ドレス・・・などなど、憧れ的な要素も満載でしょう。
身分を越えた恋愛や革命を代表とする壮大な歴史観。他にも探せば、もっと色々な要素があると思います。
そんな盛りだくさんのベルバラを、バイキングに引っ掛けました。
いつもと異なり、ラストが先に決まっているような状況でしたのでそうなるように、話を展開させました。
タイトルと内容のギャップをあえて狙った作品です。バイキングがどう転べばベルバラになるのか・・・
尚、バイキングの話は全くの創作です。ですから、実話度は限りなくゼロですが、バイキングの展開・・・何となく経験したような記憶があり、それを含めて20%としました。
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