ホタル通信 No.087
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.20 恋愛を重ねて
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
最初にお断りをさせて頂きますが、初期の作品だけに登場人物等の設定が不明確であり、完成度は群を抜いて低いです
まずは内容以前に、話の展開に補足させて頂きますね。
まず、登場人物は、女2人、男2人の計4人の設定です。性別は別にしても、4人居ることに気付いた人は、まず居ないでしょう。
“ひとりよがり”が特長でもある当ブログにおいても、これはかなりの反則です。
前半は、とある女性の心境です。この女性は後半冒頭に登場する“シリウス奈央さん”とイコールです。
まとめれば前半の心境をハガキに綴って、ラジオ局に投書した、という設定です。
・・・で、後半冒頭からは、そのハガキを読むラジオ局のパーソナリティ。冒頭から“語りかけた”までが、パーソナリティのパートです。
当時、パーソナリティの性別は考えていなかったため、男性とも女性ともとれる文章になっています。あえて今、考えるとすれば“男性”として設定させて頂きます。
ここまでで、登場人物が男女、それぞれひとりづつになります。
後半の中盤、「どう思う、ナオ?」からラストまでは車中の男女の会話です。ここで男女がそれぞれひとりづつなので、合計すると女2人、男2人の計4人が登場します。
内容ですが、「内容は無いよう!」と、ダジャレでも言いたいほど中身がありません。
確かに前半の心境は、当時の私の気持ちを、素直に述べたものです。・・・で、ラジオでその心境を聞いた、とある車中のカップル。
奇しくも同じ「なお」ですが、同一人物ではありません。
最後に、超分かりにくい、ラストの4行に触れておきます。
どうしてこんな展開になったのか、正直覚えていません。色々な“含み”があるように思えますが・・・。
なにせ、心境にあるように、チョット苦しい時期があったので当時はただ、それを吐き出したかったのかもしれません。
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