ホタル通信 No.080
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.72 変わりない日々
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
実際にやりとりがあったメールをもとにして作りました。ほぼ実話ですが、一部内容に手を加えています。
メールのやりとりを小説にすることは少なくありません。
そのメールが特長的であるからこそ「書こう」という気にさせてくれるのですが、こと今回の相手に関しては普通に交わす普通のメールが「小説を書かずにはいられない」ほどウィットに富んでいます。
さて、タイトルである“変わりない日々”・・・
現実にどっぷり浸り、新しいことにチャレンジしない消極性であったり、流されることなく守り続けて行く、継続性であったりでしょう。
そのため“変わりない日々”は、捉え方によって、プラスでもマイナスでも使われる言葉だと常々感じていました。
実話度80%なので、全体の雰囲気は小説の通りです。
彼女とのメールは、とても心地よい緊張感を与えてくれます。
頑張る姿を見て「自分も頑張らなければ」と決して義務ではなく、自発的な行動へと繋げてくれます。
多少、「良い所を見せたい」との男心が全くないわけではないものの、どちらかと言えばチョットした好敵手に近い存在なのかもしれませんね
No.72に登場する彼女は、他にもいくつかの話に登場しています。設定はいずれもバラバラです。良ければ「No.261 最高の誉め言葉」「No.262 解けた氷」もご覧になってください。
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