ホタル通信 No.077
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.137 熱いコーヒー
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
当ブログは「日常」の中で起こる出来事をテーマにしています。
この話もその典型であり、話をかなり膨らませています。
きっかけは、単純です。
小説に書いた通り、フタ付きのコーヒーを飲んだ時に、思わぬ熱さビックリしたことがことの始まりです。
普通のカップに入ったコーヒーなら、これも小説に書きましたが唇に触れた瞬間に、何らかの予防線が張れます。でも、フタ付きは、口の中に入ってからなので、何とも回避ができません。
フタ付きの熱いコーヒー・・・ヤケド・・・から「恋のヤケド」に辿り着くにはあまり時間は掛かりませんでした
ひとつ言えるのは、フタ付きが大きなポイントになったと考えています。ただ熱い物を食べたり、飲んだりしただけなら話は生まれていなかったでしょう。
単に熱い物に注意するのではなく、熱いと気付いた時にはもう手遅れ・・・的なこと、恋愛でもあると思いませんか?
この話はオチが見えていたことに加えて、コーヒーによるヤケドの話を「恋のヤケド」に置き換えても違和感なく、話が進んだことから、非常に短時間で書き上げることができました。
執筆は昼の休憩時間(1時間)の中で行い、1作できるかできないか程度ですが、これについては20分程度で完成しました。
“書く”と言うより“会話を進める”方式でいつも執筆しますので会話がテンポ良くと進むと、それだけ完成が早まります。
恋のヤケド・・・表現、テーマとしては一般的でしょう。
でも言葉から話を作るのではなく、実際に何かが起こり・・・それもハプニングではなく、見過ごしてしまいそうな、小さな出来事から作るのが当ブログの真髄です。
風でカーテンがそよいだだけでも、読みかけの本が積み上げられていても、私にとってはどれも宝石のような輝きとして感じられます。
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