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ホタル通信 No.076

小説名:No.95 マイノリティ   
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

実話度は本来20%にも満たない程度です。亜希子がこんにゃく好きという事実をかなり膨らませて書いた話です。

冬のホタル的には、こんにゃくがテーマでも“あり”なんですが、この話においてはテーマは別に存在しています。
タイトルのマイノリティ・・・の意味はご存知でしょうか?少数派という意味があります。
少数派を英語に直したら・・・の観点ではなく、トム・クルーズ主演「マイノリティ・リポート」から頂いたマイノリティです。
映画を見た当時、聞きなれない“マイノリティ”という言葉を調べたことがあり、そこで初めて意味を知りました。

この話はおでんの具としては少なくとも主役ではないこんにゃくが好きな亜希子をマイノリティ・・・少数派ではなく個性的という感覚で話を作りました。
こんにゃくを話の中心にすること、タイトルにマイノリティを使うことは早い段階で決まっていました
それから、おでんだけに少しコミカルに話を進めて行ったところタイトルとマッチするようなオチに自然にたどり着きました。

事実としては冒頭に書いた通り、20%にも満たないのですが、亜希子のモデルになった人の雰囲気、性格を小説に盛り込んでいます。それらを含めて40%としています。

最後に、この話に出てくるこんにゃく・・・
「No.42-1 わたしの説明書」に登場するこんにゃくと同じなんで
すよ。
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