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[No.269-1]幻の女

No.269-1

登場人物
=牽引役(女性)=相手(男性)
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「ホリイ・・・ミサト・・・?」

無造作に彼が手帳を開いていた。
だから見るつもりがなくても、その文字が飛び込んできた。

(堀井美里・・・だれ?)

今まで一度も聞いたことがない名前だ。

(有名人?それとも単なる知り合い?)

それに妙なことも書かれていた。

「“幻の女”・・・って・・・なにさ?」

名前に続くようにそれが書かれていた。
何らかの関係があるのは明らかだろう。

(それにしても・・・・)

幻の女・・・名前にも増して、十分気にはなる。
ただ、今は彼との関係の方が気掛かりだ。
少なくとも男性ではないからだ。

(浮気・・・してる?)

どうしても、悪い方へ考えが飛躍してしまう。
けど、それなら積極的に隠すはずだ。
それが、こうもオープンにしていることは逆に変だ。

「・・・わざと・・・なの?」

もしかしたら、別れたい・・・ことへの意思表示かもしれない。
考えれば考えるほど、悪い方向に考えが進んだ。

(No.269-2へ続く)

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