ホタル通信 No.074
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.179 確実な一品
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
この小説のテーマ、分かりますか
小説のタイプとしては、“謎解き風”で「確実な一品って何?」が軸になった話です。
この話は、小説上の男性の願望を形にした話で、最後の3行を言いたいがための“長い前振り小説”です。
ただ、願望と言っても、女性から想われたい・・・という願望ではなく、里美(さとみ)に幸せになって欲しいという願望です。
現実の里見が幸せではなかったことへの裏返しとも言える作品です。
直接的に、幸せ、不幸せをテーマにしようかとも考えたのですが「幸せを手に入れる」のような表現が多いため、それならばそれを一旦、“物”として考え、今のアイデアにたどり着きました。
従って、このような会話は実際には行われておらず、これについては実話度はゼロです。
ただ、小説の根底に流れるものは100%事実であり、その事実を語るために、あえて嘘の話をでっち上げたようなものです。
手前味噌ですが、ショートショート風に、そこそこ仕上がっているのですが“冬のホタルらしい”独特な世界観は控えめです。
あえて意味不明な独りよがりな話こそが、当ブログの真髄なんですよ。
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