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ホタル通信 No.069

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.108 約束の時間   
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

前半の中ほどの「あれ?もう・・・」から「お待たせ」の間は回想シーンになっています。この当時は現在の「@」を挿入していない時期であり、読みにくくてすみません

実話度は高めで、ほぼ100%と言っても過言ではありませんが重要となるラストシーンを創作した関係で、80%に留めました。
由香は待ち合わせに遅れたことはなく、私より遅く到着することもありませんでした。
小説の通りですが時間に厳しい人、気を使える人・・・そんな印象を持っていました。由香に、ことの真相を尋ねた時、思わぬ答えに驚いたことを覚えています
極端に言えば特定の人に対する自己防衛であり、その習慣が誰に対しても出るようになったと思います。
ただ、自己防衛と言っても、好きな人に嫌われたくない・・・と言うより、居候の身である自分の立ち位置を理解した上での行動だったと言えます。

この話に登場している“由香”は、他の小説にも度々登場している“菜緒”そのものです。
今でも彼女と待ち合わせしていた場所を思い出します。その場所のひとつが、ホタル通信No.052で紹介した京阪電車 京橋駅です。
No069
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