ホタル通信 No.067
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.121 あなたを待つもの
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
メールのやり取りを除けば、シチュエーション的には、ほぼ事実です。実際、夜遅い時間に彼女とバッタリ・・・
メールのやり取りは、ほぼ事実ではないのですが、『ご主人さま・・・』の下りだけは事実です。多少、表現は変えていますがこのようなメールが届きました。
実はこの時に“自転車が”主語になっており、現実にはそんな色気のある話ではありませんでした。
ただ、彼女の照れ隠しであったのかも・・・という図々しい考えも無かったとは言いません。
自転車というキーワードを隠すことで、色気のある話に変化することは作成当初からの狙いであり、オチもわりと綺麗に付けられたような気がしています。
冬のホタルでは、あくまでも日常からテーマを拾い、特に経験から生み出される話がほとんどです。
この話に登場する同僚の女性は、他の小説にも何度か登場しています。
案外、小説のネタになりそうな話題を提供・・・と言いますか、話題を共有することが多かったために、リアルに再現することが可能でした。
最後に余談ですが、その女性だけに書いた未発表の小説もあり、クリスマスに贈ったことがあります。
サンタクロースが登場する、ちょっとSFチックな超短編なので冬のホタル的にはNGです。
・・・が、それを除いては実話度が高いため、機会があれば発表することも考えています。
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