ホタル通信 No.066
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.014 ケーキの伝言
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性
まだ、小説の方向性が定まっていない初期の作品で、明らかに何かを狙った作りになっています。
実話度0%でも何らかのきっかけを持っていますが、この話についてはそれもよく覚えていません。
おそらく、ショートショート風の作品を作ろうとしていたとは思いますが、前半を“夢”にしたことで、現在のブログのテーマを偶然にも辛うじて保つことができています。
前述通り、きっかけは覚えていませんが、前半を流れに任せて作り進めた後、後半を作ったことは記憶しています。
私の小説の作り方は何度か紹介していますが、オチを先に考えることはまずありません。
この話の前半を、“それっぽく”作りましたが、これをどう展開させるかは考えていませんでした。
その状態で後半を作っていると食欲の秋のキーワードを思い付き、前半に手を加えました。
「なぜ、秋を当てることができたか」に主軸が置き、もう一度全体のバランスを整えた記憶があります。
今、改めて読み返してみると、現在のブログのテーマに通じるものが既に息づいています
後半、ストレスの話で一旦暗いムードになりますが、最後は明るく締めくくっています。この手法は今でも続けています。
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