ホタル通信 No.062
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.152 偶然の再会
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
前回の「ホタル通信No.061」に登場した喫茶店が話の主軸になっています。
大阪のとある地下街で小説と同じように、ちょっと迷子になったことがありました。・・・で、そんな時、有りがちな「さっきもここを通った」が、現実にも起きました。
実は、この迷子の一件に喫茶店は無関係なんですが、その地下街のどこかにあることは知っていました。
迷子の事実から、迷いというキーワードが生まれ、その結論付けに、喫茶店の話を取り入れました。
喫茶店に居た彼からメールが来る・・・と言う話は、ほぼ実話です。ただ、人物設定は性別も含めて内緒です。
この時に、松ぼっくりの写メも来ましたが、話の流れには全く関係はありません。喫茶店が印象に残っている理由付けをする小道具に使いました
ラストの展開は、わりと早い段階で決めていました。
前述したように迷子から迷いのキーワードを生み、悲しい結末で終らないためにも“迷わない”というキーワードが生まれました。
ただ、創作から生まれたものであっても、当時の心境を代弁していたようにも思えます。
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