ホタル通信 No.057
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.122 謎の計算式
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
推理小説の謎解きのような出だしかもしれません。数学的でもあり科学的でも有り・・・です。
この小説に出てくる数値は実話です。
数値を実話と言うのも変ですが、ある事実を数値的に計算しており、ある事実は後半に説明している通りです。
結論を言えば、彼と過ごした時間を小説しているのですが、単純に過ぎた時間を計算しているのではなく、二人の間だけに流れた時間を切り取り、それを小説のテーマとしました。
テーマは先に述べたような理由で決めましたが、書こうと思ったきっかけは別のところにあります。
ラストに書いた「私の人生を変えてくれたんだ」の部分を言わば計算で証明しようとしたものです。
友達や恋人というような決まった型のお付き合いではなく、彼とは、パートナー的な関係でした。
ドライな言い回しをすれば利害関係で成立していた関係だと言えます。それもあって逢える時間が有限であることが話の主軸になりました。
人生80年として、たった0.003%の人が本当に私の人生を変えてくれました
とても苦しい思いもしましたが、彼と出逢えてとても感謝しています。
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