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ホタル通信 No.050

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.050 オレンジ色の明日へ
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性 

冬のホタルが50話目に突入した時の区切りとして書かせてもらいました。

実話度0%ですが、もちろんヒントとなるものがあり、多くはありませんが、そこそこ事実が含まれています。
今でこそ冬のホタルは超短編小説しか掲載しないブログですが以前、開設していたブログでは、ひとつのコーナーとしての存在でした。
その時のコーナーサブタイトルが「オレンジ色の明日へ」でした。

小説に書かれている、ミドリ色に関係する数々の下りは、ほぼ事実です。ミドリ色が好きなわけじゃない・・・良くも悪くも無難だからです。そんな時、一台のケータイに出会いました。
当時としては、とても斬新な色で、それがオレンジ色との出会いでした
比較的、大人しい薄めのオレンジ色でしたが、ケータイ自体のデザイン性も相まって、即購入したのを覚えています。

その頃から、妙にオレンジ色が好きになり、気付けば、その色に囲まれることが多くなりました。
オレンジ色が持つ意味については、その手の雑誌やネット上の情報に譲りますが、私自身この色に、ある想いを持っています。
それは、男性的な色とは言えないが、また女性的な色とも言えない・・・つまり、中性的な色だと感じています。

実は「中性」と言う言葉、冬のホタルではキーワード的な存在です。作者がホタルという名前になった経緯もあるかもしれませんが、読んでくださる方々に対しては、ニュートラルな存在としたかったため、一応、今でもホタルの性別はとしています。

そう考えると、タイトルに対する想いと小説の内容は、大きくかけ離れています。
でも、明日の色は、赤でも黒でも、そしてミドリでもない・・・そこには、どうしてもオレンジ色しか、ピッタリこなかったのです。
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