« [No.211-2]あの空の向こうに | トップページ | [No.212-1]片付かないもの »

ホタル通信 No.045

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.04 パンドラの箱
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性 

第4作目の小説であり、実話度が示す通り、現在の作品作りとは
大きく仕上がりが異なっています。

特にこの頃は“実話ベースの話を作る”と言うコンセプトが確立され
ていなかったため、初期の作品に見られるファンタジー的な要素が
やや見られます
前半は、私(今日子)の心の声と占い師の会話が中心です。どうに
でも取れる結果にウンザリしている私の心情を描いています。

占いの話でありがちな「占い師に言われたことが現実に起きる」の
パターンなのですが、少しだけ工夫を凝らしました。
登場する男性も私と同じように「占いなんて・・・」と思っていた所に
現実にそれらが起きてしまう。そして、大急ぎで占い師のもとへ駆
けつけ、私と出逢う
たった数行で、これらのことを読んでくださる方に伝えるには、まだ
まだ未熟でした。

この小説はまだマシな方ですが、一人称かつ超ショートストリーを
テーマにする冬のホタルでは“時間の経過”を扱うのが苦手です。
それでも今思えば“-あれから3年が経過した-”のような一人称
であるからこその、ストーリーテラー的なセリフを入れた方が良か
ったと思います
ラストの5行では、それまでからある程度、時間が経過しています。
それに私のそばに居る男性は、あの時の男性です。

最後に“パンドラの箱”をタイトルにした理由、お分かり頂けますか?

私も彼も悪いことが続いたものの、最後に出逢いがあり、幸せにな
れた・・・それをパンドラの箱に残されていた“希望”に引っ掛けてみ
ました。

web拍手 by FC2

| |

« [No.211-2]あの空の向こうに | トップページ | [No.212-1]片付かないもの »

(101)通信No.026~050」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.045:

« [No.211-2]あの空の向こうに | トップページ | [No.212-1]片付かないもの »