ホタル通信 No.030
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.55 豆電球ネックレス
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
この手の話は、さすがに実話をベースにしなければ思い付かないほど変わった話です。
話の前半はほぼ実話で、実際に豆電球ネックレスは存在しています。他にも、IC(集積回路)を昆虫風に仕上げている作品を見せて
もらいました
なんでも、電気パーツ屋に通って、作品の元になりそうな品を探していると言う、熱の入れようでした。
後半は前半とは逆に創作です。
前半がやや、エレクトリックな話で進んだため、後半もその流れを継承しました。
いつもそうですが、オチは全く考えておらず、ただただ変わったタイプの話を作り進めて行きました。そして前半を書き上げた時に光るアイデアを思い付きました。
半分に割れたハートのネックレスを、ふたりで合わせるとひとつになる・・・これと考え方は同じです。
ただ、ふたつ合わせて光るだけでは、そこに話の軸が移動してしまうため、ラストはもう一工夫して、そのような構造にした理由を間接的に書いています。
“豆電球ネックレス”と言うタイトル・・・タイトル自体非常に変わったネーミングをしたつもりでした。
ところが、ブログ内に設置してある検索フレーズランキングに登場したこともあり、世間の広さを知らされた話でもありました。
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