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ホタル通信 No.029

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.156 季節限定商品
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

この話のきっかけは、一風変わっています。経験と言えば経験なのですが、その割には実話度は低めです。

ある人とメールのやりとりがあり、話の流れでラスト2行の「桜入りの風」のくだりを書いたのがきっかけです。
手前味噌ですが書いた瞬間に「これ小説にできるかも」と、思える程、広がりを予感させる表現でした。つまり、これ以外は全て創作
になります。

創作の割には非常にスラスラと話が書けました。
すぐにアイデアが出たのも季節柄、春や桜に関係した限定商品の話題を目にする機会が多かったからです。
この手の話は、いきなり話の核心部分を投げ、最後にそれが分かるタイプの話です。最初と最後が決まれば、ものの数分でこの話を
書き上げることができました。

話を戻すとメールでのやりとりで生まれた話は結構あります

実は今回の話のきっかけを作ってくれた人は、他の小説にも、多くのヒントを与えてくれました。
色々と考えさせられるテーマを与えてくださる方で、随分、文章力や何事にも向き合う心を鍛えて頂きました
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