« [No.146-2]月を恐れぬ女 | トップページ | [No.147-2]凸凹コンビ »

[No.147-1]凸凹コンビ

No.147-1

異性との相性について、少し思うことがある。

「相性って何で決まると思う?」

付き合い始めて間もない彼に想いを投げる。
相性が良い・・・広く使われる言葉だ。
お互いの立場はどうであれ、性格がよく合うということだ。

「自分はどうだったんだよ?
「私・・・?付き合ったきっかけのこと?」

上手く、はぐらかされている気がする。
でも、ヒントになるかもしれない。

「そうね・・・弟みたいなとこかな?」

事実、彼のほうが年下だ。
やんちゃで、ほっとけないタイプ。

「俺は反対に姉貴のような所が好きだしな」
「へぇー初めて聞いたけど?」
「まぁ・・・そう言うことだから」

照れる表情が、ますます弟っぽい。

「ありがとうね」
「あぁ・・・」

しばらく心地よい沈黙が続いた。
言葉は要らない・・・そんな空気が私たちを包んでくれた。

「それと、他にもあるんだ」

(他にも・・・理由が、ってこと?)

(No.147-2へ続く)

|

« [No.146-2]月を恐れぬ女 | トップページ | [No.147-2]凸凹コンビ »

(006)小説No.126~150」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [No.147-1]凸凹コンビ:

« [No.146-2]月を恐れぬ女 | トップページ | [No.147-2]凸凹コンビ »