« [No.135-1]動く夜景 | トップページ | ホタル通信 No.007 »

[No.135-2]動く夜景

No.135-2

「あれ見て!」

今度は私が指差した。
見覚えのある独特の光の配置が懐かしい。

「なんなのあれ?」
「知らない」
「知らない?」

尚美が不思議そうな顔をする。

「あれの近くに彼の家があるのよ」

そう・・・あれは彼の家の目印になる。

「そっか、もうすぐだね」
「うん・・・ありがとうね、尚美・・・」

しばらく沈黙が続いた。
1週間後、彼と結婚する。
そのために、尚美が手伝いに来てくれた。

「あーあ、帰りはひとりかぁ」
「また、夜景・・・見れるでしょ」

軽い衝撃と共に、飛行機は目的地に到着した。

(No.135完)

読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。

ブログランキングへ ブログランキングへ

|

« [No.135-1]動く夜景 | トップページ | ホタル通信 No.007 »

(006)小説No.126~150」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [No.135-2]動く夜景:

« [No.135-1]動く夜景 | トップページ | ホタル通信 No.007 »