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[No.129-1]時間に掛けるもの

No.129-1

年末の挨拶を兼ねた近況報告が、年を越す結果となった。

『時間に何を掛けますか?』

予期せぬ問いかけだった。
ただ、それに繋がるものは自分が先に書いていた。

『時間が経つのが早い』

年齢を重ねる度に、一年が短く感じる。
それだけではない。
短く感じるからこそ、時間について考えるようになった。
そんな想いが、この一言に込められていた。

「時間に何を掛けるか・・・か」
彼女のメールには続きがあった。

時間×技術=進歩
時間×実践=経験
時間×手持ち無沙汰=何となく過ぎた時間

彼女の想いにも似た、かけ算が書かれていた。

「なるほど・・・」
相変わらず説得力がある。
つい、フンフンと、うなずいてしまう。
そうなると・・・。

『時間に何を掛けますか?』

答えないわけにはいかない。
でも、そう思いながらも、すぐには返事が書けなかった。

(No.129-2へ続く)

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