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ホタル通信 No.001

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.01 グリーティングカード
実話度:★☆☆☆☆(20%)

冬のホタルの記念すべき第1作目となりましたグリーティグカード(以下カード)は予め日時を設定してから送ることができます。当時、送る相手が居たことでこの話が生まれました。
当初、小説に対するポリシーとしては「ショートショート」しかなく、ジャンルは特に何も考えていませんでした。
そのため、この話と「No.03過去へのゴミ箱」のみ、ややファンタジックな要素が濃い作品になっています。

話を戻しますが、日時設定を利用することでちょっとしたイベントを発生させることができます。送りたい相手が目の前に居る時にカードを届ける・・・最初はこんな感じで考えていました。
ただ、「泣いて笑って」の要素が欲しくて、今は亡き恋人が日時設定機能を使って生前にカードを送った・・・と言う話にまとめています。
これに、スパイスとして男性が涙を流し精一杯のジョークを言うことまで予想し、メッセージに組み込んだ・・・と言うことで締め括りました。
天使となった彼女が、天国から送ったものではなく、現実の世界から機能を駆使して送ったことで、ギリギリセーフで、冬のホタルの世界観に収まっています

当ブログでは、ケータイメールにまつわるシチュエーションが数多くあります。メールって、とてもドラマがあると思っていますが、何らかのイベントだけでもいいので大切な人へカードを送ってみてくださいネ。
それに、もしかしたら・・・ですよ、あなたへ向けて送られるカードが今や遅しと日時設定され、スタンバイしているかもしれませんヨ。

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