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No.057-2
『ごめん。言い過ぎた』
勇二から社内メールが届いた。直接交渉がダメなら・・・彼のいつもの謝りパターンだ。同じ職場と言うことを利用した作戦だ。
『今、仕事中だから後にしてくれる?』これもお決まりの返事だ。
『分かった。本当に、ごめんYO』
(な、なによ・・・ごめんYOって?)
「変換ミスしてんじゃん」
(ごめんYO・・・って、ラップじゃないんだから!)
思わず、噴き出しそうになった。狙って書いたなら、悔しいけど笑いのセンスは抜群だ。
『もぉー、許してあげるYO』
仲直りのチャンスは、今しかない。
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2009年7月 6日 (月) (004)小説No.050~100 | 固定リンク | 0
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