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[No.28-1]女の子へ聞け

No.28-1

「それ、私も同じかも」
あきは、あっさり同意した。

紗江と別れた原因には心当たりがある。
でも、実際に別れるほどのインパクトもない。
「あのね、女の子はそんな時があるんよ」
「そうなのかなぁ・・・」

紗江とは1年付き合った。
彼女の全てを知っているとは言えない。
けど、誰にも話したことがないことを、僕にだけ話してくれた。
(自分は特別なんだ)
その自負があったからこそ、絆はそう簡単に切れることはないと思った。

『もう、電話もメールもしません。さようなら』

彼女に何度か連絡を取った最後に送られて来たメールだった。
初めて“後悔”の意味を意識した。

(No.28-2へ続く)

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