お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます
道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むことだって・・・そんなブログです。

小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています(No.200~No.359までは、マークを使用)
マークはNo.200より対応、これ以前は未対応です。

「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。

「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そしていつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。

2024/7/2
本日より掲載を再開します。
2024/6/26
  
諸事情により、6月26日~7月1日までお休みします。再開は7月2日を予定しています。

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ホタル通信 No.574

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.673 私たちの見出し
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

話の主軸である見出しに関することはほぼ事実です。実際に高校時代、国語の授業で先生から絶賛されたことがありました。

小説の通り、何らかの文章を読んで、それに対して新聞風の見出しを付けるという国語の授業があり、記憶は定かではありませんが「古き良き時代、青春」のような見出しを付けました。
まぁ、これのどこが良かったのかは定かではありませんが、見出しって、そのワンフレーズで記事を読んでみたいとか、およその記事の内容が分かるのが望ましい姿です。単なる目次ではなく、俳句のようにそこにすべてを凝縮するような感じです。

この小説はこの見出しの思い出をベースに肉付けして、いつもの恋愛系のオチで締めくくるというパターンです。ただ、これも記憶は定かではありませんが、当初からオチが決まっており、それに向けて書き進めました。このような小説は筆が進むので、多分、30分程度で完成したんじゃないかと思います。ちなみに、このオチを含めた展開は創作です。

今の仕事と全く無関係ではなく、不思議な縁を感じます・・・というかある意味、得意としていたからこそ、何となくその道に進んだのかもしれませんね。
Jt574
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[No.1267-2]それはゴミ袋

No.1267-2

「それは・・・あぶないね」
「でしょ?」

その白い猫は一向にじゃれつくことをやめない。
今にも後輪に巻き込まれそうだった。

「そしたら・・・」
「えっ!?まさか・・・」

その心配が現実になった。
猫が後輪に巻き込まれたからだ。

「やだ・・・」
「心臓が止まりそうになったよ」

ただ、その自転車は止まる気配を見せなかった。
多少、何かを気にしている様子ではあったが。

「いやいや!」
「そんなわけないでしょ!?」

確かにその通りだ。
違和感なんてものじゃ済まされないからだ。

「それより、その猫ちゃんはどうなったのさ!」
「・・・そのことなんだけど」

口をつぐむ私を察してか、友人の顔が曇る。

「・・・そっか」
「残念だったわね」

そう・・・残念だった。
でも、残念だったのは私の方だった。

「実は白い猫だと思ってたのは・・・」
J1267
(No.1267完)
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[No.1267-1]それはゴミ袋

No.1267-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
追い風の時の通学は楽だ。
軽くこいでも前に進む。

「えぇー!」

白い野良猫が前を行く自転車を追いかけていた。

「ちょっと聞いてよ!」
「あぁー朝からうるさいぃ!」

つい声が大きくなってしまった。
それだけバカみたいな経験をしたからだ。

「ごめん・・・」
「何があったの?」

今朝の出来事だ。
いつも通り、川沿いの道を自転車で走っていた。

「そしたら・・・」

前を行く自転車の後ろを野良猫が追っかけていた。
じゃれつくような感じで。

「・・・なんか珍しい光景ね?」
「でしょ!?」

犬ならありそうな光景だ。
野良犬ではなく、飼い犬の場合だが。

「それで?」
「えぇー!ってな感じで見てたのよ」

自転車に巻き込まれないか心配でもあった。
後輪のすぐそばでじゃれついていたからだ。

(No.1267-2へ続く)

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