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『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます

道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生む
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小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の
 登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。
 つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、
 回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています。
 尚、No.200~No.359までは、マークを使用しています。
マークは「No.200」より対応(これ以前は未対応)
「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説
 の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」
 を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。
「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの
 名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そして
 いつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。
 
・2020/10/17
 都合により10月18日(日)~26日(月)迄お休みを
 
いただきます。再開は10月27日(火)を予定しています。
・2020/10/17
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[No.1009-2]突き抜ける空

No.1009-2

「今日、あの空の辺りに行ってみない?」
「いいね、それ!」

遠いと言っても、自転車なら行ける距離だ。
それに、ふたりの帰り道の方向にも近い。

「何か出来るのかなぁ~?」
「ビルが建ったりして!それも超高層の!」

そうなるとまた殺風景な景色に逆戻りだ。

「まぁ、その可能性は大いにあるわね」
「それも含めて確認しに行きましょ!」

個人的には公園でも出来ていれば最高だ。
ここからは到底見えないけれど。

「なんだか、ワクワクしてきたね!」
「ほんと、授業を受けている場合じゃないかも」

特に今は退屈な科目だ。
先生の声なんて、全然耳に入ってこない。

「けど、なんで最近まで気付かなかったんだろう?」

確かにそう言われてみるとそうだ。
取り壊したのなら、工事の途中も見えたはずだ。

「なんでだろうね」

もちろん、建物があったことが前提だ。

「多分、授業をまじめに聞いていたからじゃない?」
「今とは違って、よそ見をせずに」
S1009
(No.1009完)
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[No.1009-1]突き抜ける空

No.1009-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
「なんか違う・・・」
「ん?何か言った?」

友達が窓の外を指差した。

「ほら、私の席からは空は見えないんだよね」
「そうだっけ?」

でも、今は遠くに空が見えている。
丁度、建物に挟まれるような感じで。

「そう言えば、そこに何か建ってたよね?」
「・・・確かに」

それが何だったか覚えてはいない。
でも、その空間に建物があった。

「取り壊したのかな?」
「多分、そうなんだろうね」

無機質だった風景に潤いが生まれた。
大袈裟だけど、そんな感じだ。

「それにしても気持ちがいいね!」
「たったこれだけのことなのに」

秋晴れも手伝って、抜けるような青空だ。
空を抜けて、更に向こうの景色まで見えそうな勢いだ。

「あれは・・・富士山かな?」
「山が見えたら、すぐそれを言うんだから!」

もちろん富士山ではない。
でも、つい言ってみたくなるのが日本人だ。

(No.1009-2へ続く)

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ホタル通信 No.445

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.541 見てない
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

今でも鮮明に覚えています。覚えている理由は特徴的なエピソー
ドだということもありますが、もうひとつ裏話があります。

計算ドリルの答えを書き写したのは事実です。担任の先生の机が
教室の前にあったので、皆の前で呼び付けられ、立たされていま
した。これならよくあるパターンですが、ここからが裏話です。
実は、私の他に同じようなことをした女子がいて、その子も私と同
じように前で立たされていました。
まぁ、完全に“クロ”だったわけですが、“見てない”を押し通しまし
た。その女子も私と同じく、“シロ”だと・・・。

今振り返ると素直に謝っておくべきでしたし、遅くなりましたが、
「先生、あの時は答えを書き写してしまいました。本当にごめんな
さい」
さて、禊が済んだところで(笑)、あらためてとても懐かしいエピソ
ードのひとつです。計算ドリルに答えを付けていたのは、もしかし
て、試されていたからなのか、それとも信頼されていたからなのか
真相は不明です。
大人になった今なら「そんなことも起こりうるから、答えを付けて
おくことなんてありえない」と、偉そうにリスク管理の必要性を語っ
たりするのでしょうかね。

それにしてもあの女子・・・どうしていますかね。まぁ、この小説を
読むこともないだろうし、読んでも「私かも?」と思うには情報が少
なすぎます。
逆に「私のこと?」と思う人が沢山いれば、それはそれで面白いの
かもしれませんね。
T445
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