お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます
道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むことだって・・・そんなブログです。

小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています(No.200~No.359までは、マークを使用)
マークはNo.200より対応、これ以前は未対応です。

「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。

「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そしていつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。

2023/01/31 
本日より再開します。
2023/01/24
 
都合により1月24日~30日までお休みします。再開は31日を予定しています。

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[No.1161-1]ビー玉

No.1161-1

登場人物
男性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
「あっ!」

今、足で何かを蹴った。
でも、それが何であるかすぐに分かった。

「どうしたの?」
「ちょっと待ってて」

幸いにもそれほど遠くに行っていない。
それにキラキラ光っているから見つけやすい。

「ほら、これ」
「ビー玉・・・だよね?」

緑と赤が混じった透明なビー玉だ。
久しぶりに見た気がする。

「懐かしいな」
「子供の頃、よく遊んだな」

友達と遊ぶこともあれば、一人でも遊べる。

「私は集めてたことがあるわよ」
「女子らしいな」

確かにアクセサリー感覚だろう。
子供にとっては安価な宝石・・・と言ってもいい。

「落とし物かな?」
「かもな」

忘れ物の可能性もある。
ここが公園だからだ。

(No.1161-2へ続く)

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[No.1160-2]まさかの光景

No.1160-2

「秘密の入り口でもあるのかな?」
「・・・どうだろう」

いずれにせよ・・・心配だ。

「・・・あれ?」
「居ない・・・」

目を離した隙にハトを見失ってしまった。

「人が降りてきたよ!」
「だ、大丈夫かな・・・」

ホームに列車が到着したようだ。
大勢の人がエスカレータで下りてきた。

「どこ行ったのよ!」

最悪、人に踏まれかねない。
警戒心が薄いだろうから。

「あっ!居た居た!」
「ほんとだ!」

幸いにも人が下りてきていないエスカレータ付近に居た。
あそこなら一先ず安心だ。

「駅員さん・・・呼ぶ?」
「うん、それがいいね」

何かあってからでは遅い。

「えっ・・・上りのエスカレータに・・・」

(No.1160完)
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[No.1160-1]まさかの光景

No.1160-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
「えっ!?」
「えっ!?」

ほぼ同時に驚きの声をあげた。
地味だけど衝撃的な光景が目の前にある。

「ちょっとw」
「笑わせないでよね・・・ったく」

目の前を一羽のハトが歩いている。

「うそでしょ・・・」

歩いていること自体はなにも問題はない。
歩いている場所が・・・問題だ。

「どこから入ってきたんだろう・・・」
「多分・・・ホームからじゃない?」

ここは駅のホームの地下1階に相当する場所だ。
ホームとはエスカレータで繋がっている。

「そりゃそうだけど、下りに乗って?」
「プッ!」

友人の言葉に思わず吹き出してしまった。
そんな光景を想像したらそうなってしまう。

「ちょ、ちょっと・・・笑わせないでよ」
「私はまじめに答えたつもりよ」

乗ったかどうかは別にして通っては来ただろう。
他に入ってこれそうな経路は見当たらないからだ。

(No.1160-2へ続く)

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