お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます
道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むことだって・・・そんなブログです。

小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています(No.200~No.359までは、マークを使用)
マークはNo.200より対応、これ以前は未対応です。

「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。

「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そしていつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。

2025/9/25 
諸事情のため、数か月単位でお休みをいただきます。再開は未定ですが、止めるわけではありませんので、必ず再開します。
2025/9/21  
本日より掲載を再開します。
2025/9/16 
諸事情のため、9/16~9/20までお休みをいただきます。再開は9/21を予定しています。

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[No.1346-1]懐かしい味

No.1346-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
「・・・ん?」
「どうしたの?」

どこかで味わったことがある。
このアイスコーヒー・・・。

「コーヒーだからでしょ?」
「ううん、違うの」

どこか懐かしい味がする。
昔、味わったことがある。

「それならお菓子とか?」
「コーヒー味の」

普通はそうなる。
でも、そうではない。

「何だろう・・・」
「味の記憶は確かにあるんだけど」

思う出せないのがもどかしい。
間違いなく昔、味わったことがある。

「このコーヒーって」
「苦みがなくて酸味が強いよね?」

友人が冷静に分析する。
その分析には私も同感だ。

「うん、私の好きな味」
「コーヒーのようでコーヒーじゃないような・・・」

少しチョコに似たような味だ。
やや薄めの・・・。

(No.1346-2へ続く)

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ホタル通信 No.613

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.771 エチケットブラシ
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

当時はそれをエチケットブラシと呼ぶことを知りませんでした。とは言え、別の名前で呼んでいた記憶もありません。

男子の制服は素材のせいでしょうか、ほこりというか繊維のようなものが付着しやすかったように思えます。その上、手で払ってもそれが落ちるわけでもないので、やっかいだったと思います。たかがほこりですが、思春期の男子にとっては、おしゃれを邪魔する存在だったと思います。

そんな男子たちを冷ややかな目で見ていた・・・というのが本作品です。
中学生になると、精神年齢が男子と女子で明確に差ができ始めてきますよね?というか、男子は前進どころか後退しているかもしれませんwほこりなんて何も気にしていないのに、暇さえあればエチケットブラシでゴシゴシとw手にはめて使う携帯用のブラシもあれば、柄が付いた本格的なものを使っている男子も居ましたね。

そんな思春期が始まった頃、小学生との時とは違い、明確に誰かを好きになりました、小説のように。
Jt613
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[No.1345-2]俺には分かる

No.1345-2

「そうなるわよ」

ただ、ここからの展開が意外だった。
“それベースだろ?”とおじさんが言い放ったからだ。

「確かに楽器を抱えてたんだよね」
「その高校生」

でも、それがベースかどうかは分からない。
楽器入れに入っていたからだ。

「ギターの可能性だってあるじゃん」
「それをベースだって・・・」

その疑問はすぐに解消された。
おじさんの一言によって。

「“俺もやってるから分かる”って」
「・・・なるほど」

そう、おじさんもバンド風の人だった。
あらためて見てみると。

「これで色々辻褄があって」
「全身タトゥーも納得したんだよ」

実際、それはベースだった。
女子高生が“そうだ”とうなづいたからだ。

「悪い人じゃなかったんだ」
「そうよw」

見た目で人を判断した自分を恥じた。

「で、最後におじさんが・・・」

その女子高生に向かって言った。
“頑張れよ”と。
J1345
(No.1345完)
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