お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます
道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むことだって・・・そんなブログです。

小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています(No.200~No.359までは、マークを使用)
マークはNo.200より対応、これ以前は未対応です。

「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。

「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そしていつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。

2024/5/10 
本日より掲載を再開します。
2024/4/2  
諸事情により、4月1日~5月9日までお休みします。再開は5月10日を予定しています。

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ホタル通信 No.568

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.621 二人連れ
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

書いてあることはほぼ事実なんですが、小説上の私(女子高生)の部分が事実とは異なります。作者の性別は非公開ですが、学生ではない・・・とは公表しています。

早い話、作者がすれ違う女子高生の二人組のことについて書いた小説です。状況については書いてある通りで、ある時を境にして彼女たちから笑顔が消え、ついには二人組ではなくなってしまいました。そこに何があったのか、知る由もなく、他人事ながら心配な日々が1週間ほど続きました。
親友でも喧嘩することもありますから、そんな類のものだとは思っていましたが、もしかしたら男子関係のことなのかな?とも考えていました。ドラマの見過ぎかもしれませんが。

でも、そんな心配をよそに笑顔も相棒も復活したんです。何事もなかったように。仲直りに1週間掛ったのか、そもそも何もなく、私の思い過ごしだったのかわかりませんが、とにかくほっとしたことを覚えています。
そんな彼女たちですが、ある年の4月になる前に姿を見なくなりました。説明するほどではないでしょうが、それぞれ旅立って行ったことは容易に想像が付きます。同じ大学ならまだしも、同じ就職先になることはそうそうないでしょうから、それぞれ違う道を歩み出したのだと勝手に思っています。

まぁ、そんな私もこの二人組と同じようなものです。かなり遠く離れた場所で新生活を過ごすことになりましたからw
Jt568
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[No.1255-2]もうひとりの主役

No.1255-2

「蝶か!」
「そう!モンシロチョウね」

桜が目立ちすぎて彼らはそれほど注目されない。
でも、彼らも春の主役だ。

「確かに主役かもしれない」
「でも、目線が上に行くからなぁ~」

どちらかと言えば彼らは下に居る。
背の低い花を渡り歩くイメージがある。

「だから気付かないんだよな」
「それほどその存在に」

桜の開花に目を奪われ、みんな上を見ている。
足元にも春が訪れているのに。

「タンポポとのコントラストもいいよね」
「うんうん!」

白と黄色が何とも鮮やかだ。

「それに何となく慣れてると言うか・・」

人に寄ってくるようにも感じる。

「そう言われると」
「下が気になり始めたよ」

そう言うと友人が腰を下ろし始めた。

「来週、ここでいいよね?」
「私もそう思ってた」

けど、“食”の目的は変わらないでおこうw
J1255
(No.1255完)
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[No.1255-1]もうひとりの主役

No.1255-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
世間では桜の開花が始まったらしい。
そうなると・・・。

「来週あたり行ってみる?」
「どこに?」

あえてとぼけてみた。
答えは分かっているけれど。

「桜に決まってるでしょ?!」
「分かってるわよw」

今の時期、世間は桜一色になる。
見ると言うより、“食”が優先されるとは思うが。

「行かないの?」
「もちろん行くわよ」

私もどちらかと言えば“食”が目当てだ。

「でも、もう一人の主役を忘れてない?」
「主役?一人?」

桜の季節になると出てくるやつがいる。
白くて小さい・・・。

「人間なの?」
「わけないでしょw」

正確には一人じゃなくて一匹だ。

「おい!」
「ごめん!ごめん!」

多分、桜よりも早くやつらが現れる。
現に目の前を通り過ぎて行った。

(No.1255-2へ続く)

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