お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます
道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むことだって・・・そんなブログです。

小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」は主人公ではなく物語を“引っ張る人”です。つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は =男性 =女性 を表しています。
マークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シーンに入った時や戻って来た時にも挿入しています(No.200~No.359までは、マークを使用)
マークはNo.200より対応、これ以前は未対応です。

「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで掲載済み小説の舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付けています(★ひとつの実話度は20%)
・小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。

「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そしていつもそれに巻き込まれてしまう“俺”・・・。

2024/5/10 
本日より掲載を再開します。
2024/4/2  
諸事情により、4月1日~5月9日までお休みします。再開は5月10日を予定しています。

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[No.1264-1]やさしい夢

No.1264-1

登場人物
男性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
多分、初めての夢だった。
起きた瞬間、何とも温かい気分になった。

「どんな夢?」
「興味ある!」

寒空の下、なぜか裸の自分が居る。
どうやら、ホームレスの設定らしい。

「設定ってw」
「いいだろ?」

ホームレスの自分を遠くから見ている。
いわゆる神の目線だ。

「それに裸ってw」
「仕方ないだろ?夢なんだから」

裸で道に座り込んでいた。
ただ、そこにいやらしさはない。

「それで?」
「しばらくそこに座っていると・・・」

一人の女性が目の前を通り過ぎた。
けど、通り過ぎた後、戻ってきた。

「そしたら、自分が来ていた上着を」
「僕に掛けてくれたんだ」

白い目で見られている僕に躊躇なく。

「・・・優しい人ね」
「あぁ、どう見ても僕は危ない人だろw」

その優しい笑顔を今でも覚えている。

(No.1264-2へ続く)

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ホタル通信 No.572

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.540 ネコの居場所
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

ほぼ実話です。と言いますか、昔、実家でネコを飼っていたのでその思い出をそのまま書いただけですw

フッと昔に飼っていたネコのことを思い出し、そう言えばテレビの上がお気に入りだったな・・・と。でも今の時代は、それは無理だな、と気付いたのが小説のきっかけでした。
当時のテレビ台は、単に台に乗っけるタイプではなく、四方を壁に囲まれたような台で、テレビを収納するようなタイプでした。そのため、テレビの上は開放されておらず、天井が存在したわけです。ネコって、そんな狭いスペースが好きなんですよね。

でも、丁度、しっぽが画面に垂れ下がり、「こら!」と声を掛けるも、しっぽが可愛く反応するだけです。まぁ、こんなやりとりもネコ好きには至福の時間だと言えるのでしょうね。話を戻すと、テレビがブラウン管から薄型テレビになったことでネコの居場所をひとつ奪ってしまう結果となりました。前述した通り、狭い場所に加えて、心地よい暖かさも感じられますからね、昔のテレビは。そこがどんなに心地よかったことでしょう。

今後、もしネコちゃんを飼うことがあったら、そんな昔の環境を出来る限り、再現したいと考えています。彼らはやっぱり、自由気ままが似合ってますから。
Jt572
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[No.1263-2]ふたつの願い

No.1263-2

「納得できない!」
「・・・だよな」

俺も納得はしていない。
けど、ある意味にホッとしている自分が居る。

「どういうこと?」
「ほら、ますます忙しくなるだろ?」

そうなるとこうしてのんびりできる時間も限られてくる。
それだけは避けたかった。

「でも、試験には落ちたくなかった」

試験には合格して、昇進は逃したい。
心のどこかでそんな気持ちがあった。

「矛盾した願いなんだよな」
「会社的にはあり得ないことだから」

けど、そのあり得ない願いが叶った。

「だから、複雑な心境だよ」
「・・・そうだったんだ」

彼女は応援してくれた。
二人で願掛けにも出かけた。

「ごめんな」
「ううん、合格したんだから願いは叶ったよ!」

そう・・・確かに叶った。
神様は迷う俺の願いを見事に叶えてくれた。

「まぁ、頑張りは無駄じゃないよ」
「これからの仕事に生きてくるさ!」

それに試験に合格したという自信が付いた。
それは変えようのない事実だ。

「そうね、そんなあなたが好きよ」
J1263
(No.1263完)
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