カテゴリー「(104)通信No.101~125」の24件の記事

ホタル通信 No.125

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.110 雨の匂い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

もしかすると、この話・・・ブログのテーマである「悲しい終
わりはありませんsweat01」に引っ掛かっているかも!?

実話度はかなり低めで、小説冒頭の“雨の匂い”にまつわ
る部分は事実ですが、そこから広がっていく後半の“手紙”
については創作です。
雨の匂い・・・言わば、湿気っぽい匂いです。
小説に書いた通り、特に夕立が降る前に感じるような気が
します。そんな経験から、雨が降ることが前もって分かる、
それなら雨を避けることも可能・・・と、言う流れから小説が
生まれました。

さて、話を戻しますが「悲しい終わりはありません」が当ブ
ログのテーマでもあります。
従って、例え涙で終わる話でも、悲しい涙で終わらせるこ
とは決してありません。ただ、この小説、改めて読み返し
て見ると、何やらテーマに反したエンディングのような・・・。
・・・と見せかけて、実は奥深い所に・・・と、いうこともあり
ません。従って、書いてある通りのエンディングです。

話を続けましょうnotes
一言で言えば、エンディングでは失恋したことになります。
「手紙を渡せなかった」または「渡したけど突き返された」
を想定しています。特にどっちかを決めていません。
他の小説にも書いたことがあるのですが、登場人物にあ
えて雨に降られてもらうことがあります。
理由は様々あるのですが、今回の話は王道とも言えるで
あろう「涙を隠すため」weepです。

手紙を「渡せなかった」「渡したけど突き返された」は別に
しても、雨の中、涙を隠す私(女性)の姿が想像できませ
んか?もし想像できるなら、どんな表情をしていますか?

決して悲しい涙では終わらせないのが冬のホタルなんで
すよ。

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ホタル通信 No.124

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.48 昨日のセンチメンタル
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性

この作品も初期の作風が色濃く出ています。完成度は相
変わらずですが、伝えたい想いは現在の作品よりも、強い
ものがあります。

さて、この作品は話の途中に2回、回想シーンが登場しま
すが、「過去どんなことがあったのか」を説明しているので
はなく、揺れ動く私の気持ちを回想シーンを挟むことによっ
て演出penしています。
実話度はゼロでも、話の源流となるそのものがゼロである
ことは今まで数多くの作品を手掛けてきた中で一度もあり
ません。従って、この話も源流となる事実はありました。

実話度ゼロですから、登場人物や舞台設定等は全て創作
です。ただ、なぜ舞台として高台を選択したかは、今となっ
てははっきり覚えていません。
でも、ひとつ言えることは小説を読み直してみると、今でも
当時の気持ちが蘇って来ます。そして、その高台にあたか
も居るような、そんな錯覚wobblyさえも覚えます。

小説の完成度はともかく、小説の作り方が独特なのが「冬
のホタル」の特徴でもあります。
話の展開は登場人物が決める・・・今でもその方法ですが
作風は少しずつ変化しています。
初期の作品は、「抽象的な話」が多かったように思えます。
ある意味、小説っぽいと言えるのですが、作り込み過ぎる
と本来の持ち味を生かせませんconfident

具体的ではない話ほど、実は現実味が強いのですが、一
般受けはしない・・・これが冬のホタルの持ち味なんですよ。No124

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ホタル通信 No.123

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.39 コントロール
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

初期の作品ですから、完成度は今一歩も二歩も・・・という
感じですがcoldsweats01当時の苦悩を描いた作品です。

実話度が示す通り、シチュエーション的にはほぼ事実と言
えます。友人とは言いませんが、とある人に相談し、実際
に小説に似たような会話を交わしました。

さて、時間的な流れの補足です。
前半の冒頭から中盤までは回想シーンです。つまり、小説
上の友人に相談する内容を回想シーンを使って明らかにし
ています。
後半はこれも冒頭から中盤かけて、前半よりも更に時間を
経過させています。ここではひとつの恋が終わろうとしてい
るシーンです。恋と言っても前半の続きではなく、前半の言
葉を借りれば、次の恋・・・ということです。

ところで、この話は当時の苦悩を物語るように、様々な話と
リンクしています。既にいくつかご紹介していますが、改め
て整理すると次のようになりますflair
但し、それぞれの小説の登場人物はあえて別人に設定し
ていますので表面上、繋がっているようには見えません。

No.39はそのままNo.28「女の子へ聞け」に繋がり、No.28は
No.25「受信フォルダ8」へと進んで行きます。詳しくはホタル
通信No.078をご覧くださいネ。
そして更にはNo.39の原因になる話が存在します。つまり、
小説冒頭の回想シーンの原因です。良かったら、探して見
てください。何となく「これじゃないかなぁ~」なんて話があり
ますから。

最後になりますが、この小説にはオチを入れています。
最後まで読んで頂ければ、その瞬間「えsign02そうだったの」
とチョットだけ、ビックリするかもしれませんよ。

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ホタル通信 No.122

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.57 ごめんYO
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

登場人物やシチュエーションは事実と異なりますが、主軸
となるものはほぼ事実です。

いわゆる変換ミス・・・これがこの話を作るきっかけです。
変換ミスとは言え日本語変換のミスではなく、ローマ字入
力をそのまま表示させたミスとでも言いましょうか・・・。
ただそれくらいなら、日常茶飯事なんですが、語尾が“YO”
になったせいで、どうしても文章がラップ調にしか見えなく
なりました。これが、どうにも可笑しくて・・・happy02

この“YO”をどう生かして小説にしようか、考えていた時に、
偶然にも小説と同じような出来事がありました。でも、社内
ではありませんよ。
そこで、喧嘩した時の仲直りの道具として“YO”を使うことを
思い付きました。ただ、仲直りの道具として使われたのはあ
くまでも小説の中だけであり、実際には使っていません。

喧嘩した時、謝りたいけど謝れない・・・そんな心境を、少し
描いてみましたsweat01
そんな時、まるで救いの神のごとく“YO”を飛び込ませてみ
ました。勇二がそれを狙ってミスしたのかどうかは別にして
も、結果的にこれが、仲直りのチャンスになります。まさしく
救いの神!となったわけです。

でも、そんな感じじゃないでしょうか?喧嘩した時って。
意地を張っていることを見抜いて欲しい・・・だから後、ほん
の少しだけ謝って欲しい・・・confident
そしたら、折れてあげられるのに・・・いつもその前に諦めて
しまうんだから男性って!という具合に。

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ホタル通信 No.121

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.85 聞き間違い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

今回の小説は、とある歌詞の一部を聞き間違えていたこと
から始まります。

その歌詞を普段、口ずさんだりすることも多かったのですが
どこか違和感wobblyを感じていました。
それでも明らかに変ではないために、そんなものだろうと考
えていました。ところが、改めて歌詞を調べて見ると・・・こん
な経験を小説にしてみました。

さて、話の構成としては割りと良い具合に仕上がっていると
思っています。ラストの展開は書き始めてすぐに思いつきま
したので、そうなるように中盤の会話を進めて行きました。
香苗の聞き間違えから始まり、僕が以前聞き間違えていた
という事実が発覚しflair話が終わります。

ところで、僕が何を聞き間違えて「香苗が僕のことを好きっ
て・・・」になったか分かりますか?
実はその答えは用意していません。具体的な答えを決めず
単に含みだけを持たせています。従って、読み手はもちろん
作者も読後に色々と考えることができる楽しみを持たせてい
ます。

最後に一番気になる小説の冒頭の歌詞notes
“美人”以外は実在の歌詞のはずなんですが・・・誰の何とい
う歌詞か忘れてしまいました。
ちょっと調べて見たのですが、ヒットしないようですし、もしか
したら、これ自体も創作している可能性も否定できません。
お恥ずかしい限りですが、随分前の作品のため、覚えていま
せん・・・すみません!

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ホタル通信 No.120

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.33 夕焼けは晴れ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

初期の作品によく見られた“ダーク”な要素を含んだ小説です。
ただダークと言っても“悪”typhoonというわけではありません。

実話度は極めてゼロに近く、内容はほぼ事実ではありませんが
「もしかしたら、そうなっていたかも・・・」という事実を含んでいま
す。従って、実話度がゼロで終わって、逆に良かった作品です。

では内容に触れて行きますね。
まず、当時は話の中で、時間経過や回想シーンがあってもあえ
て何も説明していませんでした。現在はrecycleを入れることにより、
何らかの変化があることを皆様にお伝えしています。今回の話
は本来であれば3度、recycleが必要になります。

ひとつ目は前半の中盤「・・・雨になる理由も知っている」の後に
recycleを入れ、回想シーンに入ります。そして「ごめん、ごめん・・・」
の前に回想シーンの終わりを表す、ふたつ目のrecycleが必要になり
ます。
ホタル通信を書く前には、一度読み直しているのですが、「ごめ
ん、ごめん」の下りがどうしても話の流れに噛み合わず、少し考
え込んでいました。
「ごめん、ごめん」は「な~んだ、頼りにならないわね」に対する
答えであるため、その間に回想シーンを入れたことで会話が噛
み合っていないように見えます。

三つ目は、後半の出だしにrecycleが必要です。
後半は前半から数日~数ヶ月、経過していると考えてください。
特に具体的な経過日数は設定していません。
後半は直接的な表現は避けていますが、美沙の遺影に対して
話が展開していきます。
冒頭に「実話度がゼロで終わって、逆に良かった」と書きました。
当時そうなる危険性があったのは事実で、その緊張感がこんな
小説を生み出したのかもしれませんね。

決して明るい話ではありませんが、“冬のホタル”の原点のよう
な作品です。笑顔happy02で話を読み終えて頂ければ幸いです。No120

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ホタル通信 No.119

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.40 転校生
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:男性

実話度0%の作品ですが、手掛けるに至った経緯には多少現実
的なものが含まれています。

話の牽引役は男性、そしてその相手が「矢島さやか」という女性
で、作品上、どちらも高校生の設定です。
この女性にはモデルになる人が存在し、「彼女が学生生活をして
いたらきっとこんな感じだろう・・・」を具現化したものです。
今現在の彼女の口から語られる昔話や性格的なものを参考にし
て話をまとめあげていますbook

ただ、参考と言ってもほとんど“想像”の世界です。
彼女が高校生だった期間は1年間もなく、高校2年生をむかえる
ことなく、校舎を後にすることになります。
なぜ、校舎を後にしたのか?を含めて、当時、彼女の置かれて
いた環境を昔話として聞く機会が多かったため、それを想像して
みたのです。
想像で書く・・・それも、楽しく、明るい話として書いていませんよ
ね?けど、これでも抑え気味に書いたんですよ。彼女の口から
語られる昔話は小説のようなぬるい話ではありませんでした。

冬のホタルには、キーワードになる言葉やシチュエーションが存
在しますflair
高校2年生をむかえることがなかったのは・・・そうです、中退する
ことになったからです。この高校中退もキーワードのひとつであり
彼女の人生がそこから大きく変わって行きました。

最後に、作者の性別や年齢は今でも伏せていますwink
ですから、今回の語り手はあくまでも牽引役である男性としてい
ますが、女性である“矢島さやか”の可能性もあります。
・・・と、ちょっと、もったいぶったところで、小説の最後のセリフは
事実なんですよ。
No119

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ホタル通信 No.118

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.174 心地よい
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性

久々に実話度100%の話です。語り手(小説上の牽引役)は設定
上、男性ですが、作者であるかどうかは伏せさせて頂きます。これ
は、100%のお決まりのルールと言うことでcoldsweats01

実話度100%ですから、登場人物の性別以外は、書いてある通り
そのままです。
話の主軸は、食べ物の好き嫌いですが、単にそれだけではありま
せん。チーズが嫌いだから、チーズに見た目が似ている食べ物も
食べれなくなる・・・前半はそんな話です。
ところが後半で、牛乳に見た目が似ているカルピスは大丈夫と言う
話が展開し、でも、豆乳はダメ・・・なにがなんだか分からない状態
になっています。

趣味が合ったり、考え方が似ていたり、俗に言われる“馬があう”
きっかけは数多くあると思います。食べ物の好き嫌いもそのひとつ
でしょうdash
ただ、今回の話は、嫌いな食べ物が同じだから馬が合うのではな
く、言わば“嫌いな理由”に対して馬が合います。
会話が弾んだのは言うまでもありませんが、それが何とも心地よく
感じたことから小説が生まれました。

では、どうして心地よく感じたのでしょう・・・sign02
よくよく考えれば、それこそかゆい所に手が届くような会話のキャッ
チボールをしてくれたせいかもしれません。
背中がかゆい時、「もっと左・・・行き過ぎ・・・ちょっと右・・・そこ!」
ってことがありますよね?きっと、これと同じなんですよ。No118

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ホタル通信 No.117

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.99 パラレルワールド
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

人物設定は事実ではありませんが、シチュエーション的にはほぼ
事実です。

通学や通勤で、いつも顔を合わせる人って居ますよね?
例えば電車。いつもと同じ時間に、同じ車両に乗ることが多くなる
ため、他人もそうであれば、必然的に顔を合わせるメンバーが決ま
ってきます。
たまに、その場所に本来居るべき人が居らず、代わりに見ず知ら
ずの人が居たりすると、妙にその人に対して厳しい視線annoyを送っ
たりします(笑)

電車と全く同じとは言えませんが、自転車でもそれこそ徒歩でも、
見かける顔は案外決まっています。ですから、時間帯をほんの少
し変えるだけでも、新鮮な気分になれます。
それを大袈裟に、“パワレルワールド”と表現し、小説のタイトルや
話の主軸に据えました。

後半のラスト近くに、朝の顔なじみとすれ違うシーンがあります。
実はこれが小説を書くきっかけであり、これをラストシーンにしよう
と手掛ける前から決めていましたhappy01
そこに朝のいつものシーンを付け加えていったのが、今回の構成
になります。それと朝のシーンもほぼ実話なんですよ。

通勤や通学ですれ違う人たち。
その一瞬に感じることを小説に落とし込んでいく・・・結構多いかも
しれません。
もともと冬のホタルはそんな小説の集まりなんですよね。大きなイ
ベントから話を作ることは少なく、良い意味で「どうでもいいこと」を
話の主軸にしていますsweat01
No117

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ホタル通信 No.116

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.106 イルミネーション
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

小説上の季節は冬、それもクリスマスシーズン・・・と、言った所
でしょうか。

イルミネーションに関しては、一般住宅の飾り付けをきっかけに
して、街角のイルミネーションshineに繋げました。
北海道に住んでいたこともあるので、全体的な雰囲気や設定は
“ホワイトイルミネーション”をイメージしています。
この時点では言わば背景しかなく、登場人物や話の主軸となる
ものは何もありませんでした。

登場人物は適当に決めて、まずは書き始めました。これぞ、略し
て“冬ホタ流”です。
登場人物に話を進めてもらい、そこから何かを作者が感じ取るの
がいつもの書き方です。時期が時期だけに独り身には辛い話に
なったのは自然な流れだったと思っていますcoldsweats01

ただ、話は進めやすかったのですがラストが決まらず、かなり悩
んだ記憶があります。
特に後半に「どうして光に魅せられるのかな?」というセリフを持
ってきたせいで、この答えが出ずに苦労しました。内容を変えて
しまおうか・・・とも考えましたが、2人が会話していたらきっとこん
な展開になっていたと考え、あえて大いに悩むことにしました。
・・・で、出てきた答えが・・・そうなんです、小説と同じで「ええぃ!
こうなったら・・・」と、かなり強引にオチを付けてみました。

さて、そろそろ締めくくりましょう。
話の展開が暗くて、悲しいものであっても、決して悲しい終わりが
ないのも“冬ホタ流”ですwink
こればブログのサブタイトルとして、今でも守り続けています。No116

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