カテゴリー「(101)通信No.026~050」の25件の記事

ホタル通信 No.050

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.050 オレンジ色の明日へ
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性 

冬のホタルが50話目に突入した時の区切りとして書かせてもら
いました。

実話度0%ですが、もちろんヒントとなるものがあり、多くはありま
せんが、そこそこ事実が含まれています。
今でこそ冬のホタルは超短編小説しか掲載しないブログですが
以前、開設していたブログでは、ひとつのコーナーとしての存在
でした。
その時のコーナーサブタイトルが「オレンジ色の明日へ」でした。

小説に書かれている、ミドリ色に関係する数々の下りは、ほぼ
事実です。ミドリ色が好きなわけじゃない・・・良くも悪くも無難だ
からです。そんな時、一台のケータイmobilephoneshineに出会いました。
当時としては、とても斬新な色で、それがオレンジ色との出会い
でしたhappy02
比較的、大人しい薄めのオレンジ色でしたが、ケータイ自体のデ
ザイン性も相まって、即購入したのを覚えています。

その頃から、妙にオレンジ色が好きになり、気付けば、その色に
囲まれることが多くなりました。
オレンジ色が持つ意味については、その手の雑誌やネット上の
情報に譲りますが、私自身この色に、ある想いを持っています。
それは、男性的な色とは言えないが、また女性的な色とも言え
ない・・・つまり、中性的な色だと感じています。

実は「中性」と言う言葉、冬のホタルではキーワード的な存在で
す。作者がホタルという名前になった経緯もあるかもしれません
が、読んでくださる方々に対しては、ニュートラルな存在としたか
ったため、一応、今でもホタルの性別はsign02としています。

そう考えると、タイトルに対する想いと小説の内容は、大きくかけ
離れています。
でも、明日の色は、赤でも黒でも、そしてミドリでもない・・・そこに
は、どうしてもオレンジ色しか、ピッタリこなかったのです。A0960_001012
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ホタル通信 No.049

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.111 ヒカリとカゲ 
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性 

「冬のホタル」の数ある小説の中でも、際立って人物設定が他
の話とは異なっています。

一言で言えば、タレントとマネージャーとのワンシーンを切り取っ
ています。
この話には、モデルになる人が居ます。だからと言って、世間で
知られているようなメジャーなタレントではありません。これを踏
まえて、実話度20%ですhappy01
いわゆる、アキバ系とかローカル系とか・・・そんな感じをイメージ
して頂ければ幸いです。
はっきり言えば、「せいじゅうろう」シリーズに登場する“菜緒”が
モデルになっていますし、実際、彼女がそうなんです。

その彼女が、自分の活動状況を話してくれたことがありました。
これが小説を書くヒントにはなりましたが、実話度が示している
通り、話自体はほぼ創作です。
ただ「カゲのように生きてきた」のセリフを代表として、やや暗め
の雰囲気は、実話に近いものがあります。

この話を書こう!・・・と、考えた瞬間に、ラストシーンもほぼ決ま
りましたsign03
ここで、小説的なヒネリを少しだけ入れて・・・影ではなく、あえて
陰としました。物理的な影ではなく心情的な陰が消えた・・・。
また、スポットライトも物理的な光と共に、世間の光も兼ねている
んですよ。

影と陰・・・。
これをタイトルや話の途中で意識させないように、カタカナで表記
しています。
前述した「カゲのように生きてきた」と言うセリフ。作者がわざとカ
タカタにしたのですが、彼女自身もまた、影でも陰でもない・・・そ
んな気持が込められていますwinkshine
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ホタル通信 No.048

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.42 わたしの説明書 
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

小説を書いた当時、血液型別などによる“自分の説明書”が少し
流行していました。

話の前半に書いてある、好きなもの、嫌いなものは、全て事実で
すが、その他の部分は対照的に創作です。
従って、彼が説明書を作り、私に贈ってくれた部分は創作になり
ます。

話のタイトルにもなるわたしの説明書book
実は話の途中で、流行の説明書風に仕上げることを思いつきま
した。
小説の通り、今までの会話の中で出てきた好き嫌いを一挙に書
いていたところ、説明書のことを思い出して、そのような話の構成
することに決めました。
タイトルはそのままストレートに付けましたが、ちょっとだけ思い入
れがあり、“私”ではなく、あえて“わたし”にしています。
私(さと美)の設定は、少なくともバリバリに洗礼された都会人で
はありません。“わたし“とすることで、良い意味でどこにでも居る
普通の女の子virgoshineを演出したつもりです。

この話は比較的、書き易かった小説でした。
割と創作に向いているテーマでもあり、ラストもほぼ悩まずに書き
あげることができました。
冬のホタルでは、ラストや書き始めに悩むことが少なく、中盤あた
りが最も悩むところです。

この好き嫌いが全て当てはまる人が、この世にひとりだけ居ます。
もちろん、それは私(さと美)なのですが、それは小説上だけの設
定であり、実在する人物は他に居ますwink
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ホタル通信 No.047

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.181 雨男
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性 

なんとか持ちこたえていた空から雨sweat02がポツリ、ポツリ・・・。
これが何度も続けば、自分を雨男、雨女と思わない人は少ない
でしょう。

小説のように晴れを雨に変える力はありません。もともと降り出し
そうな空が前提ですから、全くの偶然と言えば偶然です。
私が外に出た瞬間に、雨が降り出したとしても、同じようにどこか
の誰かが外に出てるわけですから・・・。
このような考えが、小説を生み出すきっかけとなりました。従って
実話度は低めです。

雨は風、夕焼け、星空などと共に、冬のホタルでも度々扱う自然
現象のテーマです。ただ、何度かお話しているように、テーマから
話を作ることはありません。
今回の話は雨女だと思いこんでいた(実際そうなのかもしれない
が)女性と行動を共にすることが多かった男性が実は雨男だった
と言うお話です。
手前味噌ですが、有り触れたテーマであったにも係わらず、上手
く、まとめられたと思っていますscissorsshine

この話は雨そのものではありませんが、前述した通り、雨は多く
の話のタネを運んでくれます。
差し出される傘、雨宿り・・・人との出逢いを演出してくれますし、
雨に降られて流される悲しみもあるでしょう。

rain雨男、雨女の皆さん・・・。
もしかしたら皆さんはそんな素敵な演出家なのかもしれません。
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ホタル通信 No.046

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.70 素顔のままで
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性
 

会話のひとつひとつには、事実と多少異なる部分はありますが、
ほぼ100%実話です。但し、100%のお決まりで、語り手はあくま
でも話の牽引役(今回は男性)になります。

この話をホタル通信で取り上げようと思ったのには、理由がありま
す。最近、「悪夢のエレベーター」という映画をDVDで見た時、ある
登場人物が、小説に出てくる“知美”に雰囲気が非常に近かった
からです。
特に、化粧の仕方が「白っぽい」のはそっくりでした。こんなことが
あって、フッとこの小説を思い出したsign02のです。

知美が化粧らしい化粧をしたことがあるのを見たのは、この小説
の舞台となった時と写真の中だけでした。
もともと色黒のせいか、普通に化粧してもその対比で白っぽく見え
るのでしょうか。とにかく、自分自身でも不慣れな化粧に落ち着か
ない仕草がなんとも微笑ましくもありました。

この小説はコミカルnotesな感じを表に出しています。

でも、少しだけ心に引っ掛かるものがあります。僕と素顔で逢うこ
とは、気兼ねなく逢える間柄だからなのか、それとも逆にどうでも
いいと考えているのか・・・。
仕事が仕事だけにさすがに化粧をしない訳にはいかず、たまたま
その瞬間に居合わせたのが、話のきっかけです。

ラストは小説っぽく、それらしくまとめていますが、実際の彼女も
心を着飾ることなく純粋でそれこそ“素顔のままでvirgo”なんです。

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ホタル通信 No.045

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.04 パンドラの箱
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性 

第4作目の小説であり、実話度が示す通り、現在の作品作りとは
大きく仕上がりが異なっています。

特にこの頃は“実話ベースの話を作る”と言うコンセプトが確立され
ていなかったため、初期の作品に見られるファンタジー的な要素が
やや見られますnight
前半は、私(今日子)の心の声と占い師の会話が中心です。どうに
でも取れる結果にウンザリしている私の心情を描いています。

占いの話でありがちな「占い師に言われたことが現実に起きる」の
パターンなのですが、少しだけ工夫を凝らしました。
登場する男性も私と同じように「占いなんて・・・」と思っていた所に
現実にそれらが起きてしまう。そして、大急ぎで占い師のもとへ駆
けつけ、私と出逢うheart
たった数行で、これらのことを読んでくださる方に伝えるには、まだ
まだ未熟でした。

この小説はまだマシな方ですが、一人称かつ超ショートストリーを
テーマにする冬のホタルでは“時間の経過”を扱うのが苦手です。
それでも今思えば“-あれから3年が経過した-”のような一人称
であるからこその、ストーリーテラー的なセリフを入れた方が良か
ったと思いますclock
ラストの5行では、それまでからある程度、時間が経過しています。
それに私のそばに居る男性は、あの時の男性です。

最後に“パンドラの箱”をタイトルにした理由、お分かり頂けますか?

私も彼も悪いことが続いたものの、最後に出逢いがあり、幸せにな
れた・・・それをパンドラの箱に残されていた“希望”に引っ掛けてみ
ました。

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ホタル通信 No.044

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.192 想い出はうつらない
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性 

この話は、買い替えをしたケータイのデータが一部移動しなかった
事実が主軸になっています。

ケータイのネタだけに、“うつらない”と漢字を用いないことで、写ら
ない・・・写真や写メのイメージを先行させるようにしました。
そうすることで前半は「?」マークが飛び交う内容になっています。

小説に書いたように、随分買い替えなかったのは、こんなことを予
想していたからです。気付いてみれば、7年間は使っていたと思い
ますmobilephonesweat01
7年経過している割りには、バッテリーの持ちも良く、動作も良好で
した。贅沢言わなければそれでも十分でした。それでも買い替えよ
うと思ったのは書いたように、ひとつの区切りを付けたかったからか
もしれません。

実はこの話に裏でリンクしている話が複数あります。
その中でも特に「No.25 受信フォルダ8」と「No.62 かくれんぼ」に関
係が深い話になっていますpencil
受信フォルダ8に振り分けられるメール、ケータイに貼り付けられた
せいじゅうろう(リラックマ)のシール・・・。
小説上、それぞれの登場人物は異なりますが、紛れも無く使ってい
るケータイは買い替える前の機種です。
受信フォルダ8に振り分けられるメールこそ移動して欲しかったもの
であり、貼り付けられたシールを剥がすことに抵抗があったから・・・
買い替えを渋っていたのが本音ですcoldsweats01
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ホタル通信 No.043

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.171 りゅうとりゅうた
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性 

ストーリー的には実話度100%なのですが、高校生、10年・・・など
時間の経過を表現する部分は、あえて手を入れています。

“りゅう”が家に来た理由は覚えていません。もともと、猫好きだった
わけでもありませんcat
でも、不思議なものですよね。猫の生態が分かってくると、悪く言え
ばあの身勝手な行動が逆に愛らしく思えて来ました。気を遣ってい
るようで、いないような、いるような・・・。

“りゅう”が病気で天国に行った後、“りゅうた”が家に来ました。
“りゅうた”の場合は、なぜ家にやって来たのかはよく覚えています。
ある天災が発生した時に、姉が拾って来たそうです。そうです・・・と
他人事のような表現になっているのは、その時、私は違う地域で生
活をしていたからです。

小説に書いたように、気性は荒い方だったにもかかわらず、初対面
でも、じゃれ付かれたほどでした。
たまに実家に戻ると、絶妙なタイミングで家に戻ってくる。でも、顔を
見せて、軽くじゃれ付いた後、また出て行く。犬と違い、突っ込み所
満載の猫を好きにならずにはいられませんよねhappy01

そんな彼らの影響を受けている場所や習慣。それがラストシーンを
飾ります。
戸やドアを少し開け、彼らの通り道を作っている・・・そんな習慣が抜
けていない家族に笑っちゃうようで、少し胸が熱くweepなります。
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ホタル通信 No.042

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.19 天使の輪
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性 

この話を書くきっかけはすごく単純でした。寒い時期の会社帰り、実
際に眼鏡が曇ってしまったcoldsweats02ことがありました。

いわゆる結露なので、本来なら時間の経過と共に曇りも治まって行
くのですが、マスクをしていたせいか、息をする度に曇ったり晴れた
りの繰り返しでした。そんな時、信号機を見ると赤い光を取り囲むよ
うに、光の輪が見えましたsunshine
光の輪を見た時のシチュエーションは小説の通りですが、そこまで
に至る過程は創作です。

冬のホタルは心をテーマにしていますが、この話はあまりテーマら
しいものは想定していませんでした。前述通り、光の輪が印象的
だったことが話を書くきっかけだったからです。
ラストの“その光は赤から緑へ変わり、黄色に変わった”の意味は
分かりますか?当時は単に時間の経過を、信号機の色の変化で
表したつもりでした。
ところが、いざホタル通信を書き進めて行くと、心の変化も表して
いるのかもしれない・・・sign02と考えるようになりました。
そうなると黄色で終るのは冬のホタルらしくないので、ラストを以下
に追加しておきますね。

pen
その光は赤から緑へ変わり、黄色に変わった。

すると意味も無く元気が出てきた。
ずっと光を見てきたせいだろうか・・・光は時より心を癒してくれる。

「さぁ!行こう」

私は歩き始めた。
黄色の信号を横目に、目の前の緑の信号を・・・。
  A0001_000587
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ホタル通信 No.041

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.60 もてポイント
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

話のキーワードとなる“もてポイント”と前半は実話で、後半になるに
つれて創作の要素が強くなって行きます。

実は“もてポイント”の“ポイント”とは、箇条書き的なポイント(1つ目、
2つ目など)ではなく、メンバーズカードのようなポイントのことです。
つまり、言い換えれば点数になります。
身長が高いこと10点、高学歴であること15点・・・この点数を付けさ
れたものを、もてポイントsign03と名付けたようでした。

この話を書くきっかけは、この“もてポイント”と言う言葉が非常に印
象的であったことに他なりません。
造語や新語のレベルまでは達してはいませんが、うまく言葉を組合
せ、1文字だけですが略語にもなっています。女性っぽい・・・と言う
よりも、女の子っぽい表現virgoshineであると感じました。
美咲の名誉のために言っておけば、ポイント付けして男性を品定め
する意味合いではなく、単純に「それ、ポイントゲット!」のようなノリ
で、もてるであろう条件に、ただポイントを付けているだけです。

後半は、もてポイントを男女逆転させ、話を展開させました。
実話は都合よく“オチ”が付きませんので、実話度が上がれば上が
るほど、締め括りが難しくなります。
この話も根本となるものは実話度が高いため、どのような結末を用
意できるのか、いつもの通り“書きながら考えて”いました。
どちかと言えば、無理に結末を考えるタイプではなく「会話を重ねて
行けば、こんな流れになるかもしれない」的notesな発想です。

会話を重ねて行けば、おのずと結末が完成する・・・と言えば良いの
でしょうか?冬のホタルは、ほぼそんな感じで作っています。
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