カテゴリー「(100)通信No.001~025」の25件の記事

ホタル通信 No.025

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.116 最高の料理
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

変り種の話の第4弾です。一旦、これで変り種シリーズは終了さ
せていただきますね。

この話の主題は、野菜の切れ端や皮ですcherry
世界広しと言えども、これを小説にするのは冬のホタルに他なり
ません。自身の小説の中でも一際、変わった題材です。ですが、
実話度はそこそこ高めです。

登場する雪那の人物像と話の主題である野菜の切れ端の話は
ほぼ実話です。であれば、実話度は100%近くになりそうですが
その料理を食べている人は、私ではありません。
食費を抑えるための生活の知恵・・・その知恵は雑誌からの受け
売りではなく、経験から来るものでしたthink
しかも、その経験は健康とか余裕から来るものではなく、生きる
ために、そうせざるを得なかった、というものが実状です。

多感な時期ともなれば、裕福ではないことが、気にならない訳は
ありません。自分が良くても、他人の好奇な目が、それを許して
はくれません。
もともと気が強かった彼女だけに、それらが周囲との衝突のタネ
になり、高校中退への伏線になってしまいました。

そんな彼女の料理を食べてみたい・・・との想いが小説になった
ような話です。最高の料理を作ってくれる最高の人は、若くして
苦労人でもあるわけです。
雪那は「ホタル通信 No.003」で紹介した“愛”と同一人物であり、
せいじゅうろうシリーズに登場する菜緒でもあります。
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ホタル通信 No.024

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.38 純愛
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

変り種の話の第3弾です。このタイプは他にもあります。詩が出
てきたり歌詞が出てきたり・・・もはや小説ではありません(笑)

実話度は0%ですが、話を作るきっかけとなるものは、どの小説
にもあります。
この話は後半に登場する「純愛-卒業-」の一部のフレーズが
フッ、と頭の中をよぎったflairことがきっかけです。
純愛をそのままの路線で行くと、ちょっと重くなりそうだったので
あえて真逆のヘヴィメタルで話を作りました。

時系列が適当なので、流れは相変わらず分かりにくいと思いま
す。要約すると智史は憧れの先輩で、歌詞の通り、私は恋に破
れました。同級生でもあり事情を知るレベッカは時を越えふたり
のキューピットとなるべく、歌詞を依頼し、智史を会場に呼んだの
です。
それがきっかけとなり、ついにゴールインすることになりました。
最後のシーンでは、そのゴールインから少なくとも1年は経過し
たことになります。

最後に「純愛-卒業-」の歌詞について。

昔が手紙で、今はメールだとしても、女の子の気持ちは時代を
通じて変わることはありません。
サブタイトルを“卒業”としたのは、最後のフレーズに引っ掛けた
からです。
まさしく卒業式当日、私の目の前をその先輩が通り過ぎて行く。
振返りたい衝動をこらえ、もう、振返らないと決めました。それは
行動だけではなく、気持ちの面でもそうでしたbearing

おこがましいですが、奥華子さんに歌っていただければ似合い
そうな感じですnotes
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ホタル通信 No.023

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.06 四つのシリウス
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:天の声

変り種の話の第2弾です。現時点で167話を紹介して来た、冬の
ホタルですが唯一の三人称視点の小説です。

前半は実話に近いと思います。思います・・・との表現の理由は
綾から雅宏との出逢いを聞いて、それを小説にしたからです。
だから、三人称にしたわけではありません。ブログを始めた頃は
特にテーマも人称も決めていなかったという単純な理由です。
その内、心をテーマにしようと決めたために、三人称では都合が
悪くなりましたwobblysweat01

綾は星が好きで、特にシリウスはお気に入りのようでした。
その影響もあり、当ブログ内ではシリウスの名前が随所で登場
します。同様に、月を表す“ルナ”moon3shineもそうです。

後半はほぼ創作です。
どちらかと言えば悪い意味で、彼女は涙を見せません。そんな
彼女でも壮大なプラネタリウムを見上げ、涙するのです。この事
実をもとに創作しています。
当時は気持ちだけで書いており、完成度としては恥ずかしい限
りですが、ラストを盛り上げようとする、そんな片鱗を垣間見るこ
とができます。

さて、冬のホタルでは裏でコッソリ、各小説がリンクしています。
今回の話も実は「No.08 銀河鉄道の夜」「No.18 無難なお土産
とリンク関係があります。
一見すると何の係わりもないように見えますが、プラネタリウム
をキーワードにすれば、何らかの繋がりが見えると思います。
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ホタル通信 No.022

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.17 出逢いの歯車
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

今回のホタル通信を含めて数回に亘り、変り種の話を紹介して
いきます。

まずは、この話の背骨になるものは、“出逢いは奇跡である”と
いうことです。様々な偶然を積み重ね、それは成し遂げられる。
沙紀はそれをジグソーパズルに例え私は歯車に例える。どちら
もひとつでも欠けると、不完全のままですtyphoon
ただ、歯車の場合はパズルよりもシビアで、ひとつでも欠けると
出逢いと言う最後の歯車を回すことはできません。

この話のきっかけになったのは、ある人との出逢いです。

それこそ色々な偶然が積み重ねられたことを歯車に置き換えて
話を作ってみました。
ラストの部分は小説の視点が一人称であることが災いしちょっと
分かり難いと思います。「もしもし・・・」と電話を掛けた相手なんで
すが、私の彼であり、最近ギクシャクしていた・・・との設定です。
その伏線は「油を差さないと」のくだりになります。

さて、この小説のどこが“変り種”だが分かりますか?

実は話の中身そのものでなく「No.66 奇跡の星」で「出逢いの歯
車は間違っている」と、突っ込まれます。
自分で作った小説を、自分で“間違っている”と言っているのです
から前代未聞ですよねcoldsweats02sweat01
ただ、これは最初から狙っていたわけではなく「こんな考え方もあ
りますよ」と言いたいため、あえて自分で突っ込んだわけです。

更に「No.66 奇跡の星」は「No.86 始まりはただの人」に繋がって
いきます。
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ホタル通信 No.021

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.37 ラジャー!
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

話の中心である“ラジャー”と言う言葉、そして話のラストを飾る
“ラジャりました”は実話です。

冬のホタルでは小説の舞台が、「メールでのやり取り」の場合
が度々ありますが、その内容・・・特にある単語を切り取ったも
のはこれ以外ありません。
“ラジャー”だけで話を構成したのであれば、実話度はそんなに
高くはないのですが、登場する綾乃の人物像は、実際と非常に
近く書いているため、この程度にしています。

皆さんは相手への同意を表す言葉に何を使いますか?

“ラジャー”と言う言葉は、アメリカの古い映画やドラマで使われ
ているイメージを持っています。綾乃の言う通り、軍隊的な表現
だとも思いましたが、何か別の言葉が使われていたような気も
していました。
でも、とても不思議なことがひとつ。綾乃の口からその言葉を聞
いたことはありません。なぜか、メール・・・文字だけにそれを使
っているようでした。

そんなラジャーですが、小説に書いたように、笑顔になれる言葉
なんですよね。彼女の純粋で元気な・・・それらが全て詰まって
いるような気がしています。
ラストを飾る“ラジャりました”は確かに大笑いし、彼女らしい一言
は、今でも心に残っていますconfidentshine

またいつの日か、この言葉に出逢うために、ブログを書き続けて
いるのかもしれません。
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ホタル通信 No.020

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.109 恋人検定
実話度:☆☆☆☆☆(0%)

「○○検定」って流行っていますよね。ご当地ものやマニアック
なものまで・・・それをヒントにしています。

冬のホタルでは、男女の会話で話が展開することも多く、ならば
恋人関係のふたりなら、きっと話を面白い方向へ進めてくれるこ
とを願い、妄想状態に入りました。この時点では、いわゆるオチ
に相当する結末は考えていませんでした。

いつもの通り、ありそうでないような話で会話を進めて行った所
検定だけに自然に不合格のアイデアflairを思い付きました。
何らかの罰ゲームにするか否かは考えてなかったものの、恋人
同士であるふたりに関係する何かにしようとは頭のスミにありま
した。
樹里(じゅり)は、最初から不合格になるように仕組んでいます。
それを理由に逆プロポーズするわけですから、計算高い女性と
言えそうですが、作者としてはその逆を想定しています。
つまり、不合格を利用し勇気を出してプロポーズしたのだと・・・。
全く記憶にないことは書けずに空白のまま・・・そして小説の通り
これらの空白は、ふたりで埋めて行くことになります。恋人検定
の冊子は、あたかも未来日記bookだったのかもしれません。
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ホタル通信 No.019

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.82 あの日のメダル
実話度:★★★★☆(80%)

今まで皆に与えられていた椅子が大人になるにつれ、少しづつ
少なくなって行く・・・そんな話です。小説では微妙に話をズラし
ている部分もありますので、比較してみてください。

時は小学5年生で、球技はあえて伏せておきます。
大会の後に、食事会と言えば良いのでしょうか・・・子供向けに
ジュースとかが振舞われました。
その席上・・・正しくは解散直後に、小説のような感じで呼び出
され、受け取っている姿を目撃しました。思えばバット・タイミン
グと言いますか、子供心に傷付いたことを今でも覚えています。
そりゃ、小説にするぐらいですからねぇcoldsweats01

その当時の心境もよく覚えてて、悔しいとか腹が立つとかでは
なく、小説のように「恥ずかしい」「その場から、消えたい」と言う
気持ちが残りました。
ただ、このまま話を終らせてしまうと、単なる私の不幸自慢にな
ってしまうため、最後の10行あたりからは回想から一気に現在
へと話を戻しました。ここから以降は全て創作です。
社会に出るとそんなことは日常だった・・・あの時の経験が私を
強くしてくれた・・・メダルは貰えなかったけれど、その代わりに
「生きる力」を貰ったと、結びました。

最後に後日談を書いておきます。
6年生になった時、優勝したかどうかは覚えていないのですが、
メダルを貰うことができました。
「勝ち取った!」と言う優越感より、もしかしたら・・・貰えない子
が居るんじゃないか、と・・・そのメダルの重みを感じたのも事実
です。
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ホタル通信 No.018

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.113 かわいい勘違い
実話度:★★★★★(100%)

登場する男女の関係は事実と相違がありますが、それ以外は
ほぼ実話です。従って、いつもの通り、牽引役目線で話を進め
ますね。

ちょっとした病気で入院することになり、その時の医者とのやり
取りがまるでコントのようになってしまいました。
妙な緊張感で頭の中が真っ白wobblysweat01と、までは行きませんでし
たが、それに近いものはありました。初めての入院だったことも
あり、まぁ、こんなものでしょう。
それに引き換え藍の積極性と言うか、女性はこんな時、頼りに
なりますよね。

・・・で、ダメな食べ物が乳製品。
北海道に住んでいたことがあるので必ずこの手の話題になると
「えー北海道なのに?」と言われます。
とにかく・・・短い入院生活とは言え、食事は大切と言うか必死
と言うか・・・嫌いなものは避けたい一心でした。
本当に乳製品がダメで、匂いだけでも気が滅入ってしまうほど
です。牛乳は小学校の給食以来、口にしていません。

この話は、話の筋も会話の内容、展開もリアルに再現できてい
ます。創作と比べると、かなりズルい感じですよね。
余りにも結末がコント的でもあり、逆に創作と思われそうな話に
仕上がりました。でも、冬のホタル的に、ちょっと物足りなさも感
じています。
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ホタル通信 No.017

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.123 チャーミング
実話度:★★☆☆☆(40%)

タイトルと内容にsign02マークが付く、分かりにくい話のひとつです。
では、その真相に迫ってみますね。

この話はチャーミングと言う言葉が主役です。この言葉、意外に
直訳とは違う使い方がされていると感じています。
一方では小説に書いた通り、表現しにくい性格や行動を言い表
すことができる不思議な言葉だとも感じています。そんな時、フッ
とあることを思い出しました。

小さい頃、実家の近くに小さな町工場があって、いつも何とも言
えない匂いが漂っていました。
そんなある日・・・友達が言いました「プラスティックにソースを掛
けて焼いた匂いがするね」と・・・もちろん試したこともなく、完全
にイメージだけの匂いでした。でも、そのフィット感に「そんな感じ
だね」と同意したことを覚えています。
チャーミングが工場の匂いに変わった真相は、こんな感じです。
時に言葉は、言い表すことが難しいものを的確に表現することが
できます。これって、一種の発明flairなのかもしれませんね。

かつての町工場は今は無く、パチンコ店に変わっています。
景観を意識してか独特のネオンもなく、完全防音で音も聞こえま
せん。それはそれで良いのかもしれませんが、何となく寂しいよ
うな気もします。町工場は匂いの他に、音に溢れ、そして温かさ
え感じさせてくれました。

時代を超えて、ふたつの想いが巡り合ったようでもあり懐かしさ
と共に、一気に書き上げました。
最後にもうひとつ。
主役のチャーミングと言う言葉・・・似合う人が居たからこそ、書き
始め、そしてフッと思い出したのですconfident
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ホタル通信 No.016

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.86 始まりはただの人
実話度:★☆☆☆☆(20%)

登場する二人の人物、そして、その会話はほぼ創作になります。
実話度20%の根拠については、この先を読んでくださいねsign03

この小説だけでなく、「出逢い」や「別れ」をテーマにした話を多く
書いています。自分の経験もあれば見聞きしたり、そして感じる
機会が多いからとも言えるのではないでしょうか?
登場する彼女達の言葉を借りると、運命の出逢いは奇跡の選択
を繰り返しながら出逢うのではないと言うことになります。
確かに言葉も交わさず、出逢った瞬間「運命の人!」と感じること
もないとは言えませんが、チョット少女マンガ風すぎるのかもしれ
ませんvirgoshine
相手の性格や趣味から始まり、そして、触れてはいけない部分に
触れた時、ただの人が運命の人に変わる・・・この経験を、20%の
の根拠にしました。こう考えると、いつだって運命の出逢いがあり
ます。

ただ、本当はタイトル優先で書き始めた話でした。
タイトルがタイトルだけに、上手く締め括ることができるものか・・・
と、いつもの通り不安の書き始めとなりました。
それが意外なほど、二人の会話が、テンポ良く進み(完全な妄想
なんですがcoldsweats01)ました。
そして、自分の経験がそうさせたのでしょうか・・・結末もほぼ悩む
ことなく、書き上げることができました。
いずれ、創作活動はお話するとして、1話(構成的には前半、後半
の2話)は、いつも1時間程度で作っています。この話は、特に書き
やすくて、30分も掛からなかったと思います。

勇気を出せば出逢える・・・そして、もっともっと勇気を出して、心に
まで触れることができれば、それは「運命の出逢い」に変わる。
例え、その心に“陰”があったとしても、逃げずに向き合ってほしい。
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