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『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます happy02sweat01

道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むこと
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night小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場
 人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」とは主人公ではなく、物語を“引っ張る人”です。
 つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は shadow=男性 virgo=女性 を表しています。
recycleマークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シ
 ーンに入った時、そこから戻って来た時にも挿入しています。
 尚、No.200~No.359までは、appli02マークを使用しています。
shadowvirgoappli02マークは「No.200」より対応(これ以前は未対応)
night「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで、掲載済み小説の
 舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付
 けています(★ひとつの実話度は20%)
・該当する小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。
night「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは、菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そして、いつも
 それに巻き込まれてしまう“俺”・・・。
night「ヴィジュアルホタル」について
・2014年09月からスタートさせたコーナーで、サウンドノベル 
 風に、掲載済の小説に映像や効果音などを付けています。 
 オリジナル作品をそのまま、あるいは多少アレンジを加える
 予定です。毎月1本くらいの発表が目標です。
 (現在、都合により休止中です)

2017/06/21 newshine
 
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[No.768-1]きっと届いてる

No.768-1

登場人物
shadow男性=牽引役  virgo女性=相手
-----------------------------
「そう言えば・・・さぁ・・・」

今まで、聞くべきか聞かざるべきか迷っていた。

「・・・あのこと?」
「よく分かるな!?」

僕の神妙な雰囲気を感じ取ったらしい。

「いずれ聞かれると思ってた」

1ヶ月前、2週間ほどLINEのやり取りが途絶えたことがあった。

「ずっと気になってて」

いつもなら、特に意味がないスタンプがしきりに飛んでくる。
僕も、さほど意味がないスタンプを返す。
それが僕らのコミュニケーションでもあった。

「そうよね」

それがある日を境に、2週間ほど途絶えた。

「嫌ならいいよ」

気になってこちらから送っても返信はない。
それどころか、既読にすらならない。

「そうじゃないんだけど・・・」

極端に言えば、ケンカの最中でもスタンプは来ていたくらいだ。
だから、今回は異常事態とも言える。

「ごめん・・・話したくないなら」

二人の間に原因となるものはなかったはずだ。
だからこそ・・・あることが脳裏をよぎって聞けずにいた。

(No.768-2へ続く)

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[No.768-2]きっと届いてる

No.768-2

その気になれば、周りの人に聞くこともできた。
でも、あえてしなかった。

「誰にでも必ず巡ってくることよ」
「僕にも?」

彼女が大きくうなづいた。
やはり、僕が考えていた通りのようだ。

「ごめんね・・・隠すつもりはなかったんだけど」
「言うのも・・・ね」

気持ちは分かる。
進んで他人に話すようなことでもない。

「構わないさ」
「そんな気がおきないよな」

土日を挟んで数日間、会社を休んでいたことも知っていた。
だからこその結論だった。

「落ち着いた?」
「うん・・・もう、1ヶ月が過ぎたからね」

確かにいつもの彼女に戻りつつあった。

「じゃぁ、またスタンプでも」
「うん!今まで送らなかった分、まとめて送るからね!」
recycle
いつも通り、スタンプが飛んでくるようになった。
“ありがとう”のスタンプがやけに目立つ。

「きっと届いてるよ」

天から彼女を見守る人が、もうひとり増えた。
S768
(No.768完)
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[No.769-1]間一髪

No.769-1

登場人物
virgo女性=牽引役  virgo女性=相手
-----------------------------
「えいぃ!」

閉まりかけたドアノブを、間一髪で掴んで引いた。

「な、なにしてるのよ!?」
「なにって、見たまんまよ」

もう少し遅ければ、完全に閉まっていた。

「分かってるけど・・・」
「そこまでしなくても」

「そうだけど・・・」

いちいちパーソナルカードをかざすのが面倒なだけだ。
今はどこもかしこもセキュリティがうるさい。

「閉まったら、開ければすむことじゃん!」

それでもつい体が反応してしまった。

「いつかケガするわよ」

確かに無理な体勢でドアノブに飛び付いた。

「もう・・・してたりして」

若干、腰をねじってしまった。
そのせいか、ゆるい痛みが走る。

「まったくもぉ・・・相変わらずというか・・・」

友人の呆れ顔も、これで何度目だろうか?

「以後、気をつけます!」

ただ、守れるかどうかは分からない。

(No.769-2へ続く)

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