お知らせ

『冬のホタル』に、ご訪問頂きありがとうございます happy02sweat01

道端の石ころも、磨けば宝石に負けないくらいの輝きを生むこと
だって・・・そんなブログです。
ご訪問の足跡として、コメントや拍手を残して頂けましたら、大変
嬉しいです。ではごゆっくりと小説をお楽しみくださいませ。

当ブログは、ブラウザIEで文字サイズ「小」で最適化しております。

night小説の楽しみ方について
・文字の色は話の牽引役が黒、その相手は茶、その他の登場
 人物が居る場合は適当に色を付けています。
・「話の牽引役」とは主人公ではなく、物語を“引っ張る人”です。
 つまり、一人称小説における語り手になります。
・登場人物は shadow=男性 virgo=女性 を表しています。
recycleマークは現時点から時間や場所の変化があったり、回想シ
 ーンに入った時、そこから戻って来た時にも挿入しています。
 尚、No.200~No.359までは、appli02マークを使用しています。
shadowvirgoappli02マークは「No.200」より対応(これ以前は未対応)
night「ホタル通信」について
・2010年01月からスタートさせたコーナーで、掲載済み小説の
 舞台裏やエピソード、作者の想いなど紹介しています。
・小説の実話度に応じて、0%~100%の表示と「★マーク」を付
 けています(★ひとつの実話度は20%)
・該当する小説の牽引役が語り手となり作者を代弁しています。
night「せいじゅうろう」シリーズについて
・せいじゅうろうとは、菜緒(なお)が名付けたリラックマの名前。
・彼女と彼?が繰り広げる、なんとも愉快な日常。そして、いつも
 それに巻き込まれてしまう“俺”・・・。
night「ヴィジュアルホタル」について
・2014年09月からスタートさせたコーナーで、サウンドノベル 
 風に、掲載済の小説に映像や効果音などを付けています。 
 オリジナル作品をそのまま、あるいは多少アレンジを加える
 予定です。毎月1本くらいの発表が目標です。
 (現在、都合により休止中です)

2017/07/11 newshine
 本日より、掲載を再開します。
2017/07/02 shine
 
いつもFC2拍手を下さる方、本当にありがとうございますhappy01
 
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ホタル通信 No.326

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.262 解けた氷
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

彼女は、実際には私の直接の部下ではなく、ある仕事を通じて
の部下というポジションでした。

彼女と仕事をするようになった当初の印象は最悪でした。単に
事務的ということではなく、小説にも書いた通り、一言で言えば
不信感があらわになっていました。
ただ、その理由を聞けなかったため、仕事を通じて信頼関係を
築こうと考えました。そのため、彼女がどんな仕事をしているか、
まずは彼女に興味を持つことから始めました。
仕事知ると共通の話題が生まれる・・・これ自体も彼女にとって
は嬉しかったと思います。

私自身も彼女の仕事に精通しだすと、彼女のミスや仕事の改
善点も目に付くようになりました。
普通なら小さなミスを指摘する「ウザイ上司」になりそうなのです
が、彼女にとっては、仕事のやりがいに変わったような気がして
います。
ある日、本人が「仕事をキチンと見てくれているから身が引き締
まる」みたいなことを言ってくれた記憶があります。
今までは良くも悪くも野放しだったわけですから、普通なら嫌が
られる指摘でも、彼女はこころよく受け止めてくれました。

彼女とのそんな関係を氷に例えました。でも、二人の間にあった
氷の壁が解けたからではなく、それほど彼女の心が冷たく閉ざ
されていた・・・と考えていただく方がいいでしょうね。
T326

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[No.774-1]ひまわりとセミ

No.774-1

登場人物
shadow男性=牽引役  virgo女性=相手
-----------------------------
「いきいきしてるやん!」

通りすがりの道端に、ひまわりが植えられていた。
皆、太陽を見つめるかのように咲いている。

「黄色がまぶしいな」
「せやね」

まるで黄色のお手本のような色鮮やかさだ。
虫じゃなくても、つい近寄りたくなる。

「これなんか、うちより背が高いやん・・・」

そういうと、その場で軽くジャンプをした。

「それでも、負けてるし!」
「・・・だな」

よほど悔しかったのか、そのひまわりに“ガン”を飛ばす。

「まぁ、ゆるしてあげたら?」
「せやね・・・」

そう言うと、葉っぱに手をかけた。

「なにしてるの?」
「仲直りの握手!」

この際、手ではないことは気にしないでおこう。

「・・・あれ?」
「どうした?」

急にその場にしゃがみこんだ。

(No.774-2へ続く)

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[No.774-2]ひまわりとセミ

No.774-2

「ほら、見てん・・・」
「・・・セミだよね?」

多分、死んでいる。
ひっくり返ったような体勢で、ピクリとも動かないからだ。

「まだ、夏が始まったばかりやのに」

対照的だった。
どちらも、夏の代表的な風物詩だ。

「ひまわりはいきいきしてるのにな」

一方、セミはその短い生涯を終えた。

「悲しいね」

そう言うと、拝むかのように手を合わせた。
つい、僕もそれにつられる。

「これでよし!」

そう言うとその場から立ち上がり、ひまわりを見つめる。

「セミの分も生きなあかんで!」

ひまわりの茎を小突いた。

「・・・だよな!」

彼女は、かつてそのセミだった。
けど、今はひまわりとして生きようとしている。
S774
(No.774完)
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